...彼女は微熱を感じていると言っていた...
...昨日は微熱があったけど、今日は大丈夫だ...
...コロナウイルスに感染すると、微熱が出ることがある...
...弟が微熱を出しているので、学校を休ませています...
...在宅勤務中に微熱が出てきたので、早めに仕事を切り上げた...
...このごろ常に微熱を発してゐる不完全のからだながら...
太宰治 「お伽草紙」
...このごろ常に微熱を發してゐる不完全のからだながら...
太宰治 「お伽草紙」
...出たばかりの初夏の朝陽(あさひ)が微熱をただよわした路(みち)には...
田中貢太郎 「雀が森の怪異」
...微熱がとれないものですから...
外村繁 「日を愛しむ」
...依然として微熱は取れないが...
外村繁 「日を愛しむ」
...どうしても微熱がとれないんですの...
豊島与志雄 「霊感」
...薄曇りの空には微熱にうるむ瞳(ひとみ)がぼんやりと感じられた...
原民喜 「死のなかの風景」
...唯朝夕少しく咳嗽して時々微熱を發する位のことなれば...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...それからずつと微熱が續いて...
堀辰雄 「緑葉歎」
...では安心の御通知として(自注9)中村善男――一九三八年の夏ころ微熱を出して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私がすこし微熱出したときのその対応法のこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何しろ、この十年の間には、あれほど心臓を悪くして、やっとなおしたかと思うと、いつかの夏のように、微熱を出したり、目を悪くしたりして、考えてみれば、夏のたびにいくらかずつ健康が低下して来ていた処に、ガッタリと根本から打撃を受けましたから、何やかやと、妙な故障が続発するわけでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...微熱の出るようなこともないし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...微熱ばかりの六十日の間で一等高い発熱...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...微熱のせいか、口が乾く...
吉川英治 「新書太閤記」
...風邪気(かぜけ)の微熱が除かれたように軽々した...
吉川英治 「新書太閤記」
...すこし微熱があるとかで...
吉川英治 「新書太閤記」
...夕方はいつも、微熱が出て、大事に夜具へ身を容(い)れているが、歩けぬほどな病気ではない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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