...併し此の如き微弱なる答辯は畢竟何するものぞ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...俺の意識と意志とが後天的に之に參與する力の甚だ微弱な事を思ふ時...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...それから微弱な宗教的要素(乃至(ないし)はそれに類した要素)の外には...
石川啄木 「弓町より」
...そしてたとえ自分の力がどれほど微弱なものであるとしても...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...ただその力の微弱なるために大した働きを為し得まい...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...微弱な風がちょうど偶然太陽の方向に流れていたであろう...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...場合によりては毎回地震の強度は微弱なる事もあるべく...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...闘争は一個微弱なる一少年を化して...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...――そしてこれに対しても亦微弱な「自由主義」が叫ばれる!)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...甚だ微弱なものと云わねばならない...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...ああしたいと云う方角も程度も至って微弱なもので...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...此方(こちら)では父兄の保護で微弱な生涯を續けてゐた間に...
正宗白鳥 「假面」
...馬越は自分の微弱な精神の働きに人らしい誇りは持つてゐなかつた...
正宗白鳥 「假面」
...人間の個性なんて微弱なものである...
正宗白鳥 「月を見ながら」
...どんなにそれが微弱なものでも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...結局は節日(せちにち)や祭の期日の印象を微弱ならしめたのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...今なら至って微弱なるダジャレに過ぎないが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...現在の資本家階級のそれに比して実に言うに足りない微弱なものである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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