...然しここには具体的に把持さるべき私達自身の生活がある...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...あなたの掴んだ具体よりも...
大阪圭吉 「坑鬼」
...私はすこしからだ具合いを悪くして寝たり起きたり...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...これは「具体的には」といったのと同じ意義である...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...そのやうな具体的な言語活動以前の...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...昔ものの手堅い古建具...
徳田秋声 「仮装人物」
...正に科学的分析を具体的にするためのものだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...空間を単に客観的なものとしてのみは考えずに空間の具体的なる形式的直観と解する時以上の如く考えねばならぬのではないかと思う...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...詩とか歌といふ具合で韻文にまとめて書いたもので...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...世子の膳具は黒の漆塗りに金で蒔絵がしてあって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...あれはやはり自由に取出せる銀次じゃないかと思うが――」「いや銀次は道具屋に奉公して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……入用なものてえのは、潜水具二着と、送風ポンプが一つありゃあそれですみさ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...紅絵具(べにえのぐ)のような美しい血が点々と滴り落ちる...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...一句々々の附具合(つけぐあい)も歌仙に比すれば親句(しんく)(ぴつたりと附きたる句)多かるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...金のあるもののための享楽道具としてつかわれたことはなかった...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...今は具合が宜い...
山本周五郎 「青べか日記」
...足は体を運ぶ道具だけではいけない...
吉川英治 「江戸三国志」
...馬具屋とかいう類の軍需品(ぐんじゅひん)をうけ負(お)っている工商の家々だった...
吉川英治 「黒田如水」
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