...一は終生微官に安んじ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...若松県ついで三春藩の微官(準捕亡・捕亡取締役)にされ...
服部之総 「加波山」
...微官におったにもかかわらず...
森鴎外 「渋江抽斎」
...次に壽阿彌は微官とは云ひながら公儀の務をしてゐて...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...有名無実の一微官たる左衛門尉・右衛門尉もいよいよもって涙のこぼれるほどありがたいものとなり...
柳田國男 「名字の話」
...前(さき)の恩命よりずっと低い従(じゅ)五位下(いのげ)弾正忠(だんじょうのちゅう)という微官をうけた...
吉川英治 「新書太閤記」
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