例文・使い方一覧でみる「微妙に」の意味


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...とうてい説き難い微妙に属する...   とうてい説き難い微妙に属するの読み方
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」

...自由自在に流れて來る少しづゝ此世の空氣に微妙に温みをそゝいでゐるのが目に見えるやうだ...   自由自在に流れて來る少しづゝ此世の空氣に微妙に温みをそゝいでゐるのが目に見えるやうだの読み方
千家元麿 「自分は見た」

...顔ほど微妙に其人の内面を語るものはない...   顔ほど微妙に其人の内面を語るものはないの読み方
高村光太郎 「顔」

...そして微妙になって行きます...   そして微妙になって行きますの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...それは微妙に表現されていて...   それは微妙に表現されていての読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」

...なにか、微妙に複合した、高貴なそのくせ、からみつくようなところもある、たとえば、蒸溜器の中で調合された媚薬の香とでもいったような、言いあらわしようもないふくよかな香気で、それが、水脈のようにあとをひきながら、ほのぼのと広間の出口のほうへ流れている...   なにか、微妙に複合した、高貴なそのくせ、からみつくようなところもある、たとえば、蒸溜器の中で調合された媚薬の香とでもいったような、言いあらわしようもないふくよかな香気で、それが、水脈のようにあとをひきながら、ほのぼのと広間の出口のほうへ流れているの読み方
久生十蘭 「墓地展望亭」

...羽を微妙に震(ふる)わせたり...   羽を微妙に震わせたりの読み方
水上滝太郎 「果樹」

...或る微妙にして興味ある展開を示すものと思われるのである...   或る微妙にして興味ある展開を示すものと思われるのであるの読み方
宮本百合子 「明日の言葉」

...それは微妙にも当の大森氏が立派な思想は生活とはなれていてもそれとして人々を益すると云っている...   それは微妙にも当の大森氏が立派な思想は生活とはなれていてもそれとして人々を益すると云っているの読み方
宮本百合子 「落ちたままのネジ」

...口のなかにある感触を、何と微妙に、即物的にうたっているでしょう...   口のなかにある感触を、何と微妙に、即物的にうたっているでしょうの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...そういうこともやはり微妙にうつっています...   そういうこともやはり微妙にうつっていますの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...場内は絶えず微妙に変転するので...   場内は絶えず微妙に変転するのでの読み方
横光利一 「旅愁」

...親のこころ子しらずといったのはその辺の微妙にある...   親のこころ子しらずといったのはその辺の微妙にあるの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...自分の顔いろを窺(うかが)う衆臣の心理はいま微妙にうごきつつあるからだった...   自分の顔いろを窺う衆臣の心理はいま微妙にうごきつつあるからだったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...完全に自分たちの門閥(もんばつ)で朝廷の実権を占めようとする新任の関白藤原基通(ふじわらのもとみち)や鷹司(たかつかさ)右大臣などの意志がかなり微妙に作用しているものと見て大差ない...   完全に自分たちの門閥で朝廷の実権を占めようとする新任の関白藤原基通や鷹司右大臣などの意志がかなり微妙に作用しているものと見て大差ないの読み方
吉川英治 「親鸞」

...座の空気は微妙にうごく...   座の空気は微妙にうごくの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...くねくねと微妙に動いたかと思うと...   くねくねと微妙に動いたかと思うとの読み方
蘭郁二郎 「夢鬼」

...これほど自由自在に、また微妙に、心の陰影を現わし得る顔面は、自然の顔面には存しない...   これほど自由自在に、また微妙に、心の陰影を現わし得る顔面は、自然の顔面には存しないの読み方
和辻哲郎 「面とペルソナ」

「微妙に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「微妙に」

「微妙に」の英語の意味


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