例文・使い方一覧でみる「微妙な」の意味


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...詩歌はその又微妙なものさへ掴(つか)めば...   詩歌はその又微妙なものさへ掴めばの読み方
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」

...飽く事もなくその縁(ふち)から底にかけての円味(まるみ)を持った微妙な手ざわりを愛(め)で慈(いつく)しんだ...   飽く事もなくその縁から底にかけての円味を持った微妙な手ざわりを愛で慈しんだの読み方
有島武郎 「或る女」

...身体全体のどんな微妙な隅々までも知り合っているものだが...   身体全体のどんな微妙な隅々までも知り合っているものだがの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...そうして日本人だけの感じうる特殊な微妙な感覚ではないかという気がする...   そうして日本人だけの感じうる特殊な微妙な感覚ではないかという気がするの読み方
寺田寅彦 「涼味数題」

...多くは微妙な呼吸をしている...   多くは微妙な呼吸をしているの読み方
豊島与志雄 「作家的思想」

...子供の声と女の声との微妙な中間にある若い娘の声に合わさっている...   子供の声と女の声との微妙な中間にある若い娘の声に合わさっているの読み方
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」

...つひムラムラツとしたのだらう」「へエ――つまらねえ女ですね」ガラツ八にはその微妙な心持がわかりません...   つひムラムラツとしたのだらう」「へエ――つまらねえ女ですね」ガラツ八にはその微妙な心持がわかりませんの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...「お紋は本當に隣りの金次のところへ嫁に行く氣だつたのか」こんな微妙な問題に對しては...   「お紋は本當に隣りの金次のところへ嫁に行く氣だつたのか」こんな微妙な問題に對してはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...男女の間の微妙な関係は...   男女の間の微妙な関係はの読み方
橋本五郎 「地図にない街」

...微妙な神霊が伝はるンだ...   微妙な神霊が伝はるンだの読み方
林芙美子 「浮雲」

...最も微妙な音楽がそこから溢れでるやうな気持がした...   最も微妙な音楽がそこから溢れでるやうな気持がしたの読み方
原民喜 「永遠のみどり」

...小鳥たちは時間のなかでも最も微妙な時間を感じとり...   小鳥たちは時間のなかでも最も微妙な時間を感じとりの読み方
原民喜 「心願の国」

...云ふことに微妙な甘味を持つてゐるね...   云ふことに微妙な甘味を持つてゐるねの読み方
牧野信一 「波の戯れ」

...悲しみと云うものは世のすべてのものより勝って微妙なものですけれ共少女小説のいままでのものに表われて居るのは必して考え深い悲しみではありません...   悲しみと云うものは世のすべてのものより勝って微妙なものですけれ共少女小説のいままでのものに表われて居るのは必して考え深い悲しみではありませんの読み方
宮本百合子 「現今の少女小説について」

...猶々微妙ないくつかの点もある...   猶々微妙ないくつかの点もあるの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...同時にまた祭や節日に対する微妙なる準備心理であった...   同時にまた祭や節日に対する微妙なる準備心理であったの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...貨幣と人心との微妙な反射作用だの...   貨幣と人心との微妙な反射作用だのの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...名も知れぬ誰やらが歌つた、土用なかばに秋風ぞ吹く、といふあの一句の、荒削りで微妙な、丁度この頃の季節の持つ『時』の感じ、あれがひいやりと私の血の中に湧いたのであつた...   名も知れぬ誰やらが歌つた、土用なかばに秋風ぞ吹く、といふあの一句の、荒削りで微妙な、丁度この頃の季節の持つ『時』の感じ、あれがひいやりと私の血の中に湧いたのであつたの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

「微妙な」の書き方・書き順

いろんなフォントで「微妙な」

「微妙な」の英語の意味


ランダム例文:
出べそ   薬を与える   随喜の涙  

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