「微吟」の意味
小声で詩を吟じること
「微吟」の例文(場面別)
- 文学彼は静かな庭で微吟を楽しんでいた。
- 教育古典文学の授業で、生徒たちが微吟を実践した。
- 日常会話公園で微吟をしている人を見かけた。
小説での「微吟」の使い方
...古臭い詩の句を微吟(びぎん)したりした...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...心静かに微吟してゐるのに聴きとれたことも度々あつたが...
薄田泣菫 「独楽園」
...漢詩人森槐南(もりかいなん)が微吟する...
谷譲次 「踊る地平線」
...代るに低唱微吟(ていしょうびぎん)以てその所思(しょし)を託せしむべき歌曲に乏しからざるべし...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...興に乗じて微吟が朗吟に変ってゆく...
中里介山 「大菩薩峠」
...主人の注文に応じて画を作ることになった白雲の微吟の音が...
中里介山 「大菩薩峠」
...流るる水の如く共に明月を見て皆かくの如けんと微吟して...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが微吟となったり...
中里介山 「大菩薩峠」
...歩きながら唐詩を微吟(びぎん)したり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...梁父(りょうほ)の歌を微吟(びぎん)しながら...
吉川英治 「三国志」
...微吟の声はそれきり聞えない...
吉川英治 「三国志」
...“古今六帖”のうちに」と、俊基は微吟する、河内野や片敷山(かたしくやま)の片山にゆきか花かと波ぞよせくる「……ごぞんじか」「いえ、文事はとんと」「むりもない、由来、武門のお家柄だ」「ところが、ここ数代のわが家は、本来の面目を次第に失って、あらぬ家職に変ってまいりました...
吉川英治 「私本太平記」
...身をも惜しまじ名をも惜しまじ」自分の歌を微吟(びぎん)してゆくうちに光秀は...
吉川英治 「新書太閤記」
...口のうちで微吟(びぎん)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼には珍らしい微吟(びぎん)を口誦(くちず)さみなどしつつ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...微吟、風流、おのずから荒(すさ)ぶる男たちをも優しくなだめた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...討幕の詩を微吟していた有村(ありむら)は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...討幕の詩を微吟(びぎん)していた時は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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