...或は御饌津と書し...
高木敏雄 「比較神話学」
...又は御饌を賜ふて景風を宣揚す...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...御饌(ごぜん)をたべる...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...名刺を御饌粒(ごぜんつぶ)で門へ貼(は)り付けるのでしょう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...誰が食べるもんですか」「そこで充分御饌(ごぜん)も頂戴し...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そのあとに八基の御神輿(ごしんよ)、御饌(みけ)、長持...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...和歌山県の神主の総取締りする人が新聞で公言せしは、神社は正殿、神庫、幣殿、拝殿、着到殿、舞殿、神餐殿、御饌殿、御炊殿、盛殿、斎館、祓殿、祝詞屋(のつとや)、直殿、宿直所、厩屋、権殿、遙拝所の十八建築なければ設備全しと言うべからずとて、いかに神林大いに茂り四辺神さびたる神社を見るも、設備足らずとてこれを滅却す...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...「御饌は食(た)べないのか...
森鴎外 「半日」
...夕の御饌が嘗であるのに...
柳田国男 「海上の道」
...夕御饌(ゆうみけ)と朝御饌(あさみけ)と...
柳田国男 「年中行事覚書」
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