...それから御湯や御食事をすませて...   
芥川龍之介  「影」 
...二二 尊い御食事...   
稗田の阿礼、太の安万侶  「古事記」 
...朝(あした)夕(ゆふべ)の大御食(おほみけ)にまゐ出來(でこ)ざる...   
稗田の阿礼、太の安万侶  「古事記」 
...御食(みをし)せし時...   
稗田の阿礼、太の安万侶  「古事記」 
...「我に御食(みけ)の魚(な)給へり」とまをしたまひき...   
稗田の阿礼、太の安万侶  「古事記」 
...かれまたその御名をたたへて御食津(みけつ)大神とまをす...   
稗田の阿礼、太の安万侶  「古事記」 
...庶妹(ままいも)豐御食炊屋(とよみけかしぎや)比賣の命に娶ひて...   
稗田の阿礼、太の安万侶  「古事記」 
...――天皇がヲウスの命に仰せられるには「お前の兄はどうして朝夕の御食事に出て來ないのだ...   
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」 
...あの方は一度もここで御食事をなさいません...   
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」 
...御前様の御付で簡単な御食事を御前様と御来客様方の分だけいつでも御用意いたしてございますので...   
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」 
...これから旦那(だんな)様は何で御食事をなさいます?」司教は驚いたようなふうで彼女を見た...   
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」 
...「それでもあなたが御飯を召し上らんで麺麭(パン)を御食(おた)べになったり...   
夏目漱石  「吾輩は猫である」 
...十次郎樣は水死、織江(おりえ)樣は中毒、どちらも疑はしい死に樣でございました」「――」「後に殘つた、たつた一人の御跡取の數馬樣にも、いろ/\の災難が續きました、――例へば理由もなく往來で喧嘩をふつかけられたり、材木屋の路地を通るとき、いきなり頭の上へ材木が崩れて來たり、朝の御食事に、石見(いはみ)銀山鼠取りが入つて居たり――」「その怨みの相手といふのは?」すかさず笹野新三郎が突つ込みました...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...孃樣よりのお言葉なれば今は天下はれての御食客(いそうらう)ぞや...   
一葉  「暗夜」 
...御食を進め寵せらる...   
南方熊楠  「十二支考」 
...同時の御食事をなされる...   
柳田国男  「海上の道」 
...今は主神を大御食津神(おおみけつのかみ)としているが...   
柳田国男  「年中行事覚書」 
...自分のすぐ後ろで御食(みけ)の器を洗っていた小宰相の姿が...   
吉川英治  「私本太平記」 
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