...されば本陣御着にても、御湯浴、御召替、御食事など、お側小姓も、お付女中も、手の出しようが無い為に、異例では有るが本陣の娘、宿役人の娘など急に集めて、御給仕だけはさせたのであった...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...また御食事をなされる宮殿に不淨の物をまき散らすので...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...翠鳥(そにどり)を御食人(みけびと)二四とし...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここに大御食(おほみけ)獻る時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その河の邊に御食(をし)したまふ時に...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...かれまたその御名をたたへて御食津(みけつ)大神とまをす...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...〔推古天皇〕妹(いも)豐御食炊屋(とよみけかしぎや)比賣一の命...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...青葉の作り物を飾り立ててその河下にも立てて御食物を獻ろうとした時に...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...――天皇がヲウスの命に仰せられるには「お前の兄はどうして朝夕の御食事に出て來ないのだ...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...「わたくしに御食膳の魚を下さいました」と申さしめました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...御食物を獻りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...先生は大方御食事中でもあったのか...
永井荷風 「日和下駄」
...十次郎樣は水死、織江(おりえ)樣は中毒、どちらも疑はしい死に樣でございました」「――」「後に殘つた、たつた一人の御跡取の數馬樣にも、いろ/\の災難が續きました、――例へば理由もなく往來で喧嘩をふつかけられたり、材木屋の路地を通るとき、いきなり頭の上へ材木が崩れて來たり、朝の御食事に、石見(いはみ)銀山鼠取りが入つて居たり――」「その怨みの相手といふのは?」すかさず笹野新三郎が突つ込みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...やがて子の刻間近くなると、道清(みちきよめ)の儀といって、御食(みけ)、幣帛(みてぐら)を奉り、禰宜(ねぎ)が腰鼓(ようこ)羯鼓(かっこ)笏拍手(さくほうし)をうち、浄衣を着た巫(かんなぎ)二人が榊葉(さかきは)を持って神楽(かぐら)を奏し、太刀を佩(は)き胡(やなぐい)を負った神人(かんど)が四方にむかって弓の弦(つる)を鳴らす...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...皆さま御食堂にゐらつしやいます...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...夜中も一度御食事有之...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御食(みけ)でもさしあげられる小屋でもあればよいが」「見てまいりましょう」彼がすぐ駈け出しかけると...
吉川英治 「私本太平記」
...わたしが御食事を差し上げますのは...
蘭郁二郎 「蝕眠譜」
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