...来々年冊封があるとすればその御願のためにもやはり年内に挙行した方がよいではないかとそれ相応の理窟を述べてきた...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...岩波文庫をして信頼すべき古典の一大集成たらしむるため御鞭撻を賜わらんことを切に御願いする...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...敢(あ)えてあなたの御生命の提供を御願いしたい」「だが...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...『父上に事(こと)改(あらた)めて御願ひ致し度き一義あり』...
高山樗牛 「瀧口入道」
...舞の一手を御願い申したいと...
田中貢太郎 「人面瘡物語」
...どうか此要點々々に付きまして御記憶を偏に諸君に御願ひ申す次第でございます...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...今度の隨筆集の序はどなたに御願ひしようかと出版者に相談した處...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...今後共何卒格別の御引立の程を偏に御願申上ます...
豊田喜一郎 「ボデー意匠審査会 美術の粹を蒐め獨特の形態美へ」
...第二案の場合には是非貴下に御願い仕りたいと存じます...
野呂栄太郎 「平野義太郎宛書簡」
...御都合がよろしかつたら必ず御会い下さいますよう御願い申し上げます...
浜尾四郎 「殺人鬼」
......
一葉稿 「五月雨」
...どうぞ御願ひで御座ります離縁の状を取つて下され...
樋口一葉 「十三夜」
...娘は今更のやうに見上げて御父樣私は御願ひがあつて出たので御座ります...
樋口一葉 「十三夜」
...「家督相続御願...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...さて御願い申候は...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...一生に一度の切なる御願いというので殿様も...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...何卒(どうぞ)御願いですから待って下さい...
夢野久作 「白髪小僧」
...もっと大きな御願望があるを知らぬか」「…………」「黒川...
吉川英治 「上杉謙信」
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