...誰なりと誤れる道に踏み入れる者のありもせば導き出さるる様にと御骨折りを御願い致します...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...是を以封王使御申請御願之為に可罷成筋とは存当不申候...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...諸君に御願いです...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...今日は立ち入って御願いしたいことがありますので」との話...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...舞の一手を御願い申したいと...
田中貢太郎 「人面瘡物語」
...何卒之を御實査相成ることを偏に御願ひ申します...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...それで御願ですから...
小泉八雲 田部隆次訳 「忠五郎のはなし」
...ただ遠方で急の間に合わないから御願をする...
夏目漱石 「永日小品」
...些(ちつと)御願(ねがひ)があつて来(き)たんだが...
夏目漱石 「それから」
...「ちょっと御願ですがね...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...今のように未来に御願い申しているようではとうていその未来が満足せられずに過去と変じた時にこの過去をさらりと忘れる事はできまい...
夏目漱石 「倫敦消息」
...その際には是非御願い仕りたいと存じます...
野呂栄太郎 「平野義太郎宛書簡」
...御都合がよろしかつたら必ず御会い下さいますよう御願い申し上げます...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...娘は今更のやうに見上げて御父樣私は御願ひがあつて出たので御座ります...
樋口一葉 「十三夜」
...何うぞ御願ひで御座ります離縁の状を取つて下され...
樋口一葉 「十三夜」
...御願えでごぜます...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...内大臣様の御願(ごがん)はたしの御参詣を知らない人もあるね」供男(ともおとこ)階級の者もこう得意そうに言う...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何卒(どうぞ)御願いですから待って下さい...
夢野久作 「白髪小僧」
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