...御難を免れるために、適切な対策を講じることが大切だ...
...彼は御難を避けようと、その場を去ってしまった...
...今回の災害では、多くの人々が御難を被りました...
...江戸時代には、御難御免という言葉があった...
...今の会社に入る前に、御難を経験したことがある...
...」「それはさぞかし御難儀(ごなんぎ)だったでしょう...
芥川龍之介 「俊寛」
...命(みこと)が御難儀(ごなんぎ)を脱(のが)れ得(え)たのは...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...お前御難を見るから...
有島武郎 「骨」
...昭和十三年に私が発病してからは彼女の御難時代で...
伊丹万作 「わが妻の記」
...いまだに御粥(おかゆ)と玉子にて御凌ぎは定めて御難渋の事と御察し申上候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...風刺詩人さえ御難だ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...大分御難の態である...
中谷宇吉郎 「低温室だより」
...そこで煙草を切らしたのだから御難だね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...さぞ御難儀をなすった事だろう...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...若い娘の御難が多く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...ここのところ少々御難つづきのていで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そいつが何うも私達の村のストア生活に於て余りに役立ち過ぎてしまつたのがそも/\の御難と化した...
牧野信一 「三田に来て」
...さしあたってのこの御難続きは...
正岡容 「寄席」
...御難の辛さ、失恋の辛さ、みんな人生の涙の種にはちがいないけれど、それらに比べてまるで問題にもなにもならなかったほど、この「芸」の四十八坂は険阻(けんそ)だった...
正岡容 「寄席」
...「この横丁が霜解けがひどそうで御難だが...
「一本の花」
...云々(しかじか)の御難儀と告げわたれば...
吉川英治 「私本太平記」
...なにしろ安治川を出るまでが御難儀で……いえ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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