...御難を免れるために、適切な対策を講じることが大切だ...
...彼は御難を避けようと、その場を去ってしまった...
...今回の災害では、多くの人々が御難を被りました...
...江戸時代には、御難御免という言葉があった...
...今の会社に入る前に、御難を経験したことがある...
...お前御難を見るから...
有島武郎 「骨」
...「お稲荷(いなり)様が御難産のときは人間も難産するそうな...
井上円了 「おばけの正体」
...さだめし御難儀でござらう」家康は即座に正信に言ひつけて...
薄田泣菫 「小壺狩」
...この御難は逃れっこなし...
中里介山 「大菩薩峠」
...精神を修養して返事が出来なくなった日には来客は御難だね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そこで煙草を切らしたのだから御難だね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...若い娘の御難が多く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ここのところ少々御難つづきのていで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...御難で新聞もろくに読めなかった二人はそれを少しも知らなかったのだった...
正岡容 「寄席」
...千歳の松も限りあればや昔の縁乍(たちま)ち消えうせて木も枝もやけこがれさも物うげに立てるあはひに本堂のみ屹然として聊かも傷はざるは浪花堀江の御難をも逃れ給ひし御仏の力...
正岡子規 「かけはしの記」
...「これは御難題――」と...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...御難という程でもなかったとのことです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...なんと云う御難だろう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そのときそのほうならどうするか」「御難題でございますな」と甲斐は答えた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...一座の御難はこれに止(とど)まらず...
吉川英治 「江戸三国志」
...八王子の宿(しゅく)と流れあるいて来た御難つづきの旅役者の一行(こう)です...
吉川英治 「江戸三国志」
...御難儀な」「いや...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...再び先夜のような御難儀にも陥ちかねませぬ」「ム...
吉川英治 「私本太平記」
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