...御間を取ることができますか?(Can I speak with you for a moment?)...
...御間を頂戴できますか?(May I have a word with you?)...
...御間違いなく (Certainly, without fail)...
...茶の御間 (The tea ceremony)...
...御間がある (To have an influential connection)...
...こう云う御間がらでございましたから...
芥川龍之介 「邪宗門」
...今(いま)も昔(むかし)と同(おな)じく立派(りっぱ)な御夫婦(ごふうふ)の御間柄(おんあいだがら)でございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...到頭御間に合ひませんでした」と女中も言葉を添へた...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...そんなにお親しい御間柄(おあいだがら)ですの...
海野十三 「暗号音盤事件」
...皇居御造営について宮城内の御間の御装飾があるによってその御用を仰せつけられるということであったので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その御化粧の御間に据えられる所の鏡の鏡縁(かがみぶち)の彫刻を仰せ附けられたようなわけでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...貴婦人の御間(おま)の装飾に狆を彫刻することをお上(かみ)の方から命令されましたので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...宮城の貴婦人の御間へ備え附けられますので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...何とやらん御間柄が疎々(うと/\)しゅうなられたように覚えます...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...崇神天皇の御名を紀に御間城入彦五十瓊殖天皇と申し奉ることなり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...神名帳には此國名方郡に御間都比古神社ありて...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...御間に合いますか」「そう...
夏目漱石 「虞美人草」
...やつと五番目の御間へとほると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...右の次第に付、外國軍艦は一と先づ大阪表引拂候得共、右御條約御許容と申義一應被仰出は御座候とも、此迄の御條約面御改、且兵庫も御開港被成間敷趣に候得ば、其分にては外國にて決して承伏仕間敷、又々不遠内、事件指起可申、詰りの所、唯今より愚察仕候に、公武の御間柄、此儘に御合體相成間敷哉に奉存候...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...御用之御間(おんま)不欠儀(かけざるぎ)と奉存候得共...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...若旦那はこのような事は決して御間違いにならぬ性分で御座いましたので...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...玉座の御間近(おんまぢか)にある堂上諸卿(しょけい)の席からも眺められたとみえ...
吉川英治 「新書太閤記」
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