...御門番の仕事は皇居内外の警備をすることだ...
...彼は御門番の制服を着て、玄関先で訪問者を迎えた...
...この町には、かつて御門番が存在した歴史がある...
...御門番の役目は大変重要な役割である...
...御門番が警備してくれるおかげで、皇居内は安全だ...
...御叩頭をして門番の窓下へ行って「御門番」と...
直木三十五 「南国太平記」
...「お嬢様、今更、そんなに改まって」「お前に頼みたいということは、いま言った通りお前はこれから、あの御支配の駒井能登守様のお邸まで行って来ておくれ、わたしはここで待っているから」「お嬢様、そんなお使いが、わたくしなんぞに勤まるものでございましょうか」「いいえ勤まります、勤まると思うから、わたしはお前に頼みます」「まあ、どうしたらよろしうございましょう」「これから行って、橋を渡って大手の御門へ入り、御門番には、御支配様のところへ通る、有野村の伊太夫から来たと言えば、きっと通して案内してくれますから、そうしてごらん」「それでもお嬢様、殿様がお会い下さるか、下さらないか」「まだお前、そんなことを言っているの...
中里介山 「大菩薩峠」
...大手の橋を渡って御門番の方へと歩みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お君はお銀様からせがまれて御門番のところへ行き...
中里介山 「大菩薩峠」
...御門番を起して案内を願うてみようか」「この夜中(やちゅう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...「ちよいと伺ひ度いが――御門番」「何んなりと」平次は門番の老爺の前に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...では御宰籠を御門番へ預けて參ります」喜助は背負つて居た御宰籠を下ろすと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「身扮(みなり)を見なかつたのかな、御門番」「いや、犬か人間のけぢめもはつきりしないくらゐだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...裏門の関所は通しゃしません」「裏門の御門番は酒を呑まなかったのか」「酒も呑まない代り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御門番の眼を盗んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...決して御門番の手落ちとは申されません」平次はここで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一八吉原冠りに懐ろ手、――何処(どこ)に誘(いざな)う風であろうと、吹かれて行こうといったような闇太郎を後(しりえ)に従えた、門倉平馬、土部三斎隠居屋敷、通用門の潜りを叩いて、「御門番、御蔵前の門倉だ」長屋門の出格子から、不精(ぶしょう)そうな門番の顔が覗いたが直(じ)きに、扉が開く...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...御門番におたずね下すってもわかることなんです...
室生犀星 「ゆめの話」
...金と下がる、そいつもまずいや」「角屋(かどや)、貴様も好きだとみえるな」「とても、横好きの組なンで」「何か名案はないか」「さあ……どうも」「弱ったな」「弱りましたな」仲間にはいって、いつかしら角屋ということを認めさせましたから、もうよい時分と、そろそろ足抜きの心支度をしていますと、そこへ不意に戻って来た最前の釘勘が、「御門番、お奉行は西側のお役宅だとただ今伺いましたが、西側は同心のお役執場(やくとりば)とほかのお長屋で行き止まりのようでございますが、与力衆の詰合(つめあい)かお奉行のお役宅へはどう行ったらよろしゅうございましょうか」と、大きな声で訊き直しました...
吉川英治 「江戸三国志」
...* * *「御門番...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...御門番」同じ夜の宵の口...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「御門番」それも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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