...お婆さん、その御重持ちましょうか?...
...御重には、お赤飯と漬物が入っています...
...御重はお正月や祝い事でよく使われます...
...お土産に御重を買って帰りたいと思います...
...御重を持ってお祖母さんに会いに行きます...
...年内(ねんない)の御重寶(ごちようはう)...
泉鏡太郎 「雨ふり」
......
内田魯庵 「淡島椿岳」
...聖上陛下御重病の飛報に接し...
大町桂月 「箱根神社祈願の記」
...市民は御重態の発表を知るや...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...相模川の橋の件では居並ぶ御重臣たちの顔色を失はしめ...
太宰治 「右大臣実朝」
...義村さまほどの名門の御重臣を...
太宰治 「右大臣実朝」
...御重態(ごじゅうたい)の程も察せられる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...御家に、かかる大不祥事あって、悪逆の徒輩が、横行致しておる節、かような証拠品を手に入れるに、一々、御重役まで、届け出られようか、ははは...
直木三十五 「南国太平記」
...それが(御重体)と...
直木三十五 「南国太平記」
...「どうやら御重役のお微行(しのび)らしい」木戸番が頭取(とうどり)に耳打ちをしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ御萩を御重(おじゅう)に詰めるだけで...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...継(まま)しい奥方お勇様の外にあるはずはない――とおっしゃる」「…………」「御重態の床から起き上がり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...先づお係りの御重役は御とがめ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...世にある時はさる大藩の御重役であつたが」「さうだらうな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「御重役方、わけても山澄淡路守様のお許しだ、各々寛いでお過し下され...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三月には御重体にもおなりになったので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それについて、「信長公御在世中は、一にも滝川二にも滝川と、御重用をうけて、関東管領の重職をもさずけられておりながら、今次の凶変に、こう馳せつけに遅るるとは何事だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...重……重傷だそうです」「えっ、与倉さまの御主人が」「御産婦に知れても、いけないだろうし、御重態の中佐に、嬰児(あか)さまの泣声が聞えてもいけまいと、わざと、わたし達の病棟へ持って来たらしゅうございます...
吉川英治 「日本名婦伝」
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