...御趣意はお寿司の注文を受ける時、お客様のご希望を聞く言葉です...
...お時間のある方は、お趣味と御趣意を聞かせてください...
...御趣意に応じて、お部屋をお作りします...
...ご担当者に御趣意をお伝えください...
...御趣意に背いた対応が問題となった場合、クレームが発生することもあります...
...いかような御趣意に相成りまするか...
泉鏡花 「婦系図」
...御趣意はよくわかりました」旅商人は大きく頷いて見せました...
薄田泣菫 「小壺狩」
...去頃(さるころ)より御老中(ごろうじゅう)水野越前守様(みずのえちぜんのかみさま)寛政(かんせい)御改革の御趣意をそのままに天下奢侈(しゃし)の悪弊を矯正(きょうせい)すべき有難き思召(おぼしめし)により遍(あまね)く江戸町々へ御触(おふれ)があってから...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...こうなると手前共にゃどうもお上(かみ)の御趣意が分りかねます...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...恐れながら手前なぞも今度の御趣意についちゃ随分と腑(ふ)に落ちない事が御座います...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...または古人が一世一代(いっせいちだい)の名作といわれた細工物はいかにお上の御趣意とは申ながらむざむざと取壊されるがいかにも無念で相なりませぬ...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
......
永井荷風 「矢はずぐさ」
...弁信は半ぺん坊主のいうところを逐一(ちくいち)聞き終り、その終るを待って、「御趣意の程、よく承(うけたまわ)りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...聊(いささ)かたりとも御趣意に背く奴等は用捨(ようしゃ)はならぬぞ...
野村胡堂 「礫心中」
...水野越前(えちぜん)の勤倹御趣意(きんけんごしゅい)のときも...
長谷川時雨 「西川小りん」
...御改法の御趣意は篤と承知も不仕...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...陰然たる御趣意にて...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...全御一定の御趣意不貫...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...矢張 公邊の御趣意に基き...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...即ち京都の御趣意(ごしゅい)に背(そむ)くものである...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...御趣意(ごしゆい)はなるべく一同に伝へることにしませう」と云つた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...其の御趣意は至極結構な御趣意と思ひます...
森鴎外 「假名遣意見」
...その御趣意に誤りのないようにするためには...
山本周五郎 「さぶ」
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