...彼は御調子者で、自分が一番優れていると思っている...
...御調子者の言動にはついイライラしてしまう...
...御調子者は周りからの評価を気にせず、自分のやりたいように行動する...
...新人の中で御調子者がいて、上司からたしなめられていた...
...御調子者は自分が正しいと思ったら、誰にも意見を受け付けない...
...それから急に苦々しい御調子で...
芥川龍之介 「地獄變」
...例の気軽な御調子で...
芥川龍之介 「邪宗門」
...高松宮家へ御輿入になる徳川喜久子姫の御調度の一にお加えになるのだからと申すので...
上村松園 「画道と女性」
...諸君の十分なる御研究御調査を得て...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この時に新羅の國主が御調物(みつぎもの)の船八十一艘を獻りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...御拝賀の御調度すなはち檳榔...
太宰治 「右大臣実朝」
...御勝手方御調べのため...
直木三十五 「南国太平記」
...「案の如く駒井の殿様は御調練のお差図であるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは御歸省の折にでも御調査をねがひたいものだと思ふてゐる...
中山太郎 「安達ヶ原の鬼婆々異考」
...その上から二番目の抽斗(ひきだし)を御調べ遊ばすよう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その上から二番目の抽斗(ひきだし)を御調べ遊ばすやう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...万一の場合の用意に御手文庫に入れたまま、殿の御側に備えさせられます」「鍵は?」「年に一度、公儀の御品調べがあり、外に馬遠(ばえん)の軸物、砧青磁(きぬたせいじ)の香炉、聖茶碗(ひじりぢゃわん)などと共に差出し、御調べ済みの上、元の御手箱に返したのが、二た月ほど前、鍵は私の兄、側用人桑原伊織が預りますが、何かの都合で殿へ差上げた時、ほんの半日だけ、御寵愛のお銀の方に預けられた事があるとお側の者が申しております」「御手箱には変りはないでしょうな」「何の変りもございません」「すると、桑原伊織様か、殿様か、お銀の方か、この三人のうちの一人が取出されたというのでしょう」「殿は何にも知らぬと仰せられます、――兄は藩中第一の正直者で、これも嘘偽りを申すはずはございません」「それではやはりお銀の方が隠したという事になるわけで」「兄桑原伊織が再三掛け合いましたが、お銀の方親元源太郎は、奥方の心が柔らいで、お銀の方がお屋敷に召し還された上探して進ぜよう――という傍若無人の返事でございます」「フーム」「五日前に若様――と申しても、御腹様のお銀の方御身持に信用いたしてよいものやら悪いものやら存じませんが、――とにかく、十次郎様御不慮のことがありまして、一夜のうちに御他界になったのを駿河台上屋敷の者の毒害と言い掛りをつけ、毒菓子の計略で若様を害(あや)めた下手人を出さないうちは、秘伝書と御墨付も、未来永劫この世に出る気遣いはない、と恐ろしい事を申しております」「フーム」「公儀の御封を受けた品や、束照公御墨付が紛失すれば、明年の御品調べを待たず、小堀家は重くて改易、軽くて減地転封は免れません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...公儀の御調が始まつて居る最中です」福之助は少しムツとした調子で答へました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...皇帝が安全確実に帝国ホテルに滞留せらるるや並びに返電を妨害すると思惟せらるる一切の事情を御調査の上...
久生十蘭 「魔都」
...御調郡(みつきごほり)三原の西なる頼兼村から隣郡安藝国豊田郡竹原に遷(うつ)つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「先達ては老生の面倒なる御願に対し早速御調査詳細の御回答下され難有存候...
森於菟 「放心教授」
...大膳職(だいぜんしき)においてどのようにも御調進奉ることがかなわず...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「そこまで御調べが届いていちゃ白(しら)を切っても間に合いませぬ...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
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