...「御話に花が咲く」ということわざで、話が盛り上がっている様子を表す...
...彼女は御話好きで、話し始めると止まらない...
...その小説は御話調で、古風な言葉が使用されていた...
...彼はとても上品で、御話し方も素晴らしい...
...御話を伺いに来ました...
...ゆつくり御話し致しませう...
芥川龍之介 「地獄変」
...御話し申す事が出来ましょう...
芥川龍之介 「邪宗門」
...なる可く手短に御話し致しましょう...
芥川龍之介 「邪宗門」
...これからポツポツ想(おも)い出(だ)してその御話(おはなし)をして見(み)ることに致(いた)しましょう...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...口碑によると武久田大時(『混効験集』に「もくだよのかね是も時取の名人也」とあり)の高弟のきやのち(前に御話いたしましたきやのちぬきまるのこと)と東方(あがりかた)カニーという二人がこういう神通力をもっている...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...〔十五年間の困難〕それからこの学校が十五年間に勢力を得たことは既に幹事から御話しした通りであるが...
大隈重信 「学問の独立と東京専門学校の創立」
...一月十八日金虚子様○明治四十年一月十九日(封書)拝啓 春陽堂の編輯員本多直二郎(ほんだなおじろう)氏『新小説』紙上選句の件につき御目にかかり御話申度由につき御面会被下候えば幸甚に存候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...今私は其の記事中の絢子先生の御話を少しぬいて讀んで見ますと...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...どの御家庭でも棚橋先生の御話の物の壽命をのばす事に苦心しなければならぬ樣になりました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...貴方がこの御殿に御上りになる事を誰れにも御話しにならぬようとの御所望に御座います...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...私の胸の中だけに秘めてることを御話し致しましょう...
豊島与志雄 「香奠」
...二十分ばかりにザツと御話してしまひたいと思ひます...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其二)」
...昨夜も御話したように...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...今御話の矢来の叔父さんからでも」と全く年寄に同情する気で云った...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...卑陋(ひろう)な御話ではあるが...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...じゃ御話ししましょう...
夏目漱石 「道草」
...町方へも御話がありましたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...歌(うた)の畫(ゑ)のと習(なら)ひ立(た)てた事(こと)もなければ其御話(そのおはな)しの御(お)相手(あいて)は出來(でき)ませぬけれど...
樋口一葉 「十三夜」
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