...「御話に花が咲く」ということわざで、話が盛り上がっている様子を表す...
...彼女は御話好きで、話し始めると止まらない...
...その小説は御話調で、古風な言葉が使用されていた...
...彼はとても上品で、御話し方も素晴らしい...
...御話を伺いに来ました...
...いづれ又暇な時に御話をする機會があるでせう...
會津八一 「拓本の話」
...そんな事を長々と御話しするのは...
芥川龍之介 「神神の微笑」
...或は御話の順序を顛倒致したかも知れません...
芥川龍之介 「地獄變」
...私をして敢えて誓いの鎖(くさり)をひきちぎってまで貴方(あなた)に御話することを決心させたのでした...
海野十三 「壊れたバリコン」
...ここで御話するのは恥しい様な途方もない変てこな姿勢を示して...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...信じている故にどういう大学者に向っても大宗教家に向っても臆せず御話し申すのである(拍手大喝采)...
大隈重信 「学問の独立と東京専門学校の創立」
...是は御話が枝に渉りますけれ共...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...先づ栃木縣一縣の御話で後とは御推測を願ふ...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...向うの交換から当の相手までの間にまた「御話中」がある...
中谷宇吉郎 「硝子を破る者」
...そりゃ御話にも何にもならないんだよ...
夏目漱石 「行人」
...――おやじは先刻(せんこく)御話をした通り...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...私は職業上己のためとか人のためとか云う言葉から出立してその先へ進むはずのところをツイわき道へそれて職業上の片輪(かたわ)という事を御話しし出したから...
夏目漱石 「道楽と職業」
...卑陋(ひろう)な御話ではあるが...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...私の御話も出立地こそぼうっとして何となく稀有(けう)の思はあるが...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...こんなものだと小(こま)かく割って御話しをしなければなるまいと思います...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...ちょっと御話ししようと思ったんですが...
夏目漱石 「道草」
...「まだいろいろ御話し致したい事もございますが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「御話しをしても...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
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