...「御話に花が咲く」ということわざで、話が盛り上がっている様子を表す...
...彼女は御話好きで、話し始めると止まらない...
...その小説は御話調で、古風な言葉が使用されていた...
...彼はとても上品で、御話し方も素晴らしい...
...御話を伺いに来ました...
...或は御話の順序を顛倒致したかも知れません...
芥川龍之介 「地獄變」
...いろいろの大変を御話しました...
芥川龍之介 「俊寛」
...ここでその新蔵の心配な筋と云うのを御話しますと...
芥川龍之介 「妖婆」
...本県の社会で問題となっているユタについて御話をしてみたいと思います...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...同君の事をちょっと御話して...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...その節御話し致候『ホトトギス』の寄贈所は小石川区久堅町七十四番地五十二号菅虎雄方に候間宜敷様御取計願上候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...尚ほクド/\しい御話でございますけれども一つ申して置くことがある...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...兼(かね)て御話し申し候高山...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...御話の方がもっと先生の私的な(プライヴェイト)感情がはいっていると思われるので書き止めることとする...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...御話ししたい事があるから来てくれろと云うだけであった...
夏目漱石 「それから」
...私は職業上己のためとか人のためとか云う言葉から出立してその先へ進むはずのところをツイわき道へそれて職業上の片輪(かたわ)という事を御話しし出したから...
夏目漱石 「道楽と職業」
...吾(わ)が庭の眺(なが)めにと橄欖(かんらん)の香(か)の濃く吹くあたりに据(す)えたそうです」「それは御話? 突然なのね」「それから或(ある)日テニスをしていたら……」「あら...
夏目漱石 「野分」
...あなたの御希望のようだから御話しをしたのです」「先生のが承(うけたまわ)る事が出来るなら...
夏目漱石 「野分」
...「御忘れになったら私(わた)しから御話をしましょう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...極大體の事を御話して置きたいと思ひます...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...貴方が今御話しなすった様な事情があったにしろ又なかったにしろ...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...「奥名さんの御主人亡くなられたんですって?」太宰さんが御話しなさった由...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
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