...御約束を破ったら、信用できなくなるよ...
...必ず御約束を守ってくださいね...
...御約束の時間よりも遅れてしまった...
...御約束する前に、よく考えてから決めてください...
...御約束に反する行為は許されません...
...大殿樣は御約束通り...
芥川龍之介 「地獄變」
...最初に御約束致しました通り...
芥川龍之介 「邪宗門」
...「今日は御約束の十三日でもありまするし……」「僕も忘れやしません...
海野十三 「キド効果」
...御約束のセンセイの原稿を頂きにまいりました...
海野十三 「軍用鼠」
...その時からの御約束が延び延びになっていた訳だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...御約束の五分ですよ」又しても警察署長が...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...私は御約束を履行(りこう)して頂けるものと安心して死刑台に上ります...
江戸川乱歩 「双生児」
...御約束を無にしたのは私が悪いのですと若井氏へ申し納(い)れました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「御約束ではございますが...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...またそれを御約束した私にも多少の不便は出て来たに相違ありませんが...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...「そりゃ御約束した事ですから...
夏目漱石 「行人」
...御約束だから形式的に説明致しますと...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...貴方(あなた)と御約束があるから...
夏目漱石 「道草」
...『歴史家』創刊号いらい御約束してはたせなかった寄稿の責めを...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...殿の御約束せられた八月を前にして...
堀辰雄 「ほととぎす」
...始めて嫁ぐ時渋かろか知らねどの初ちぎり 千代客より凧(たこ)を送りこしたる返事に御約束の凧御(お)こし下され...
正岡子規 「俳句の初歩」
...時間と場所を御約束しておかなかったのだろうと悔まれる...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...瀧の方へおいでになつた方々にも固く御約束をしておいた事ですから此處でお留め申さないと手前の手落になります樣なわけで……」私はもうその男に返事をするのを見合せた...
若山牧水 「熊野奈智山」
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