...階下の一室に両陛下の御真影を掲げまつり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御真影(ごしんえい)最敬礼ののち...
徳永直 「戦争雑記」
...この学校の守護神社(文部省系小学校では御真影奉安殿に相当するのかも知れぬ)たる金神社の大鳥居は...
戸坂潤 「社会時評」
...校門の出入ごとに御真影奉安所に向って最敬礼をするだけの心構えもあった...
中谷宇吉郎 「英国日食班の印象」
...御真影奉安所が焼けると...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...彼は御真影の前をも憚(はばか)らず猥褻(わいせつ)なる語(ことば)を用いたと称して問題を惹き起こしたことがある...
新渡戸稲造 「自警録」
...鴨居の上の御真影を見上げていて...
横光利一 「夜の靴」
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