...一九二八年の冬のシーズンに華々しく巴里に御目見得(デヴイユ)した...
竹内勝太郎 「人形芝居に関するノオト」
...其の頃は私はまだ御目見得以下であつたので...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...御目見得以下の軽輩に...
直木三十五 「南国太平記」
...これで近藤は御目見得格(おめみえかく)以上の役人となり...
中里介山 「大菩薩峠」
...唯の人形のように坐った御目見得と違って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...首尾よく御目見得を濟ませた晩...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...改めて將軍家に御目見得の上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...明日は將軍御目見得といふ時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...助十郎は改めて將軍家へ御目見得といふ段取になりさうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ずいぶん御目見得に伺ってるのにちがいない...
正岡容 「寄席」
...十五歳初御目見得(はつおんめみえ)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...幼名拜領並に初御目見得から西村家相續に至るには...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...二十 海の女王この日御目見得に来た女は都合六人ありました...
夢野久作 「白髪小僧」
...はるばると御目見得に参ったもので御座います...
夢野久作 「白髪小僧」
...陸の大王様に御目見得に参りました失礼の程は...
夢野久作 「白髪小僧」
...そうして御目見得の印に持って参りました...
夢野久作 「白髪小僧」
...御目見得の時に居た四人の女が宮女の姿をして...
夢野久作 「白髪小僧」
...「御当地初御目見得(はつおめみえ)...
吉川英治 「江戸三国志」
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