...次に高御産巣日(たかみむすび)の神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...かれここに天照らす大御神、高御産巣日の神、また諸の神(かみ)たちに問ひたまはく、「天若日子久しく復奏(かへりごと)まをさず、またいづれの神を遣はして、天若日子が久しく留まれる所由(よし)を問はむ」とのりたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...高御産巣日の神の別(また)の名(みな)なり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...次に高御産巣日(タカミムスビ)ノ神...
高木敏雄 「比較神話学」
...それは此の中で河内の高安郡の天照大神高座神社だけは天照大神高御産巣日命を祭るとしてありますが...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...もう直(じき)生れるんだろう」「ええ落(おっ)こちそうな腹をして苦しがっています」「御産は苦しいもんだからね...
夏目漱石 「道草」
...御里で御産みになりましたさうです」「取上げたのは?」「黒門町のお元さん――それも行つて聞きましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御里で御産みになりましたそうです」「取上げたのは?」「黒門町のお元(もと)さん――それも行って聞きましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...同人は是れ迄薩州長州両国の御産物交易の御取次に携り候正直なる者に御座候...
服部之総 「志士と経済」
...御産のすまないうちにそんな闖入者があつては困るので白菊を植ゑて柵にしたのです...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...嫁取(よめとり)・聟入(むこいり)・御産・元服・節季(せっき)・正月などという語と同じ程度に...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それをこの絵本には眼鏡(めがね)の老人が御産(おさん)の枕屏風(まくらびょうぶ)の外で...
柳田国男 「木綿以前の事」
...これを御産立(おこだて)の神事というそうである...
柳田国男 「山の人生」
...中宮御産気とは聞えて来ない...
吉川英治 「私本太平記」
...中宮御産にかこつけて...
吉川英治 「私本太平記」
...“中宮御産祈祷(ちゅうぐうごさんきとう)の真相”をさぐる秘命をおびた者が...
吉川英治 「私本太平記」
...中宮御産祈祷の怪なども...
吉川英治 「私本太平記」
...例の“中宮御産(ごさん)の祈祷(いのり)”と称し...
吉川英治 「私本太平記」
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