...御牧氏は同社の社長国嶋権蔵氏に大変可愛がられているのである...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこに御牧氏が来合せていたのであったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そうすれば御牧氏にも出席して貰って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...先日母からちょっと申上げた筈の御牧氏とがお附合いさせて戴(いただ)くようになるであろうこと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御牧は三姉妹の姿を見ると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...―――」そう云って御牧は...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御牧は光代から予告があった通り...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御牧に盛んに杯をさされて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しまいに御牧は、白葡萄酒(しろぶどうしゅ)がなくて残念ですがお手並はよく存じていますよと、銚子(ちょうし)を持って幸子と雪子の前に現れたが、彼女たちもさされれば敢(あえ)て辞退せず、殊(こと)に雪子は、しゃんと体を固くして坐りながらよく飲んだ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御牧は悦子が大人たちの中に交ってぼんやりしているのにも心を遣って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御牧氏も小石川に子爵家の本邸があるのだし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...後の淀城の対岸なる美豆の御牧である...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...同じく御牧から八月には茄子を持って来る...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...同じ御牧から秋には大根百本くらいを納めた...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...人夫を出すのは主として御牧で...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...御牧のみの未進が十二貫文の多きに至っているから...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...この美豆御牧が水損で瓜もとれぬ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...野邊山が原から御牧が原を横切つてゆくと淺間の裾野に出る...
若山牧水 「樹木とその葉」
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