例文・使い方一覧でみる「御熱」の意味
スポンサーリンク...御熱は益（ますます）烈しくなって... 
芥川龍之介 「邪宗門」
...御熱がまた上りますといけません...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...その親切さと御熱心な指導には感心さされて居りました...
上村松園 「栖鳳先生を憶う」
...行平どのは根が公卿育ちの芋の煮えたも御存じなきノホヽンだから今度は御自身毎日車に召して深草の百夜（もゝよ）通ひも物かはと中々な御熱心であつた...
内田魯庵 「犬物語」
...御熱心ですね」とか何とか云うつもりであったのだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...視（み）ておきとう御座りまする」「それは御熱心な事で御座る...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...……えゝ？ それからッて？」と細君は三藏の顏を見て「塀和さん大變御熱心ね...
高濱虚子 「俳諧師」
...御ところの御設計に就いての御熱中も一段落と思ふと...
太宰治 「右大臣実朝」
...此の御熱心なる御審査振りを拜見したなら...
豊田喜一郎 「ボデー意匠審査会 美術の粹を蒐め獨特の形態美へ」
...弘法大師の文藝上の功績を傳へるだけの御熱心があることでありますならば...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...芸人がいらっしゃるわ――ずいぶん御熱心ね」といって...
中里介山 「大菩薩峠」
...御説明全文（略）陛下の御熱心なる事には恐懼...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...よほどの御熱心ですな...
村井弦斎 「食道楽」
...院もそんなに御熱心でいらっしゃることは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その中でもあなたへは特別に御熱心に御教授あそばしましたし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「源氏の大臣は前斎院に御熱心でいられるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...親分いかい御熱心？」五郎蔵...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...これは常木先生」「相変らず御熱心だの」と笠（かさ）の裡（うち）で微笑した...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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