...そなたの器量(うつわ)が大(おお)きくならぬ限(かぎ)り...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...我よく百年の労働と快楽とに堪ゆる霊の器(うつわ)を有せり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...器(うつわ)が小さすぎる」久慈は...
海野十三 「地球要塞」
...曾婆加里(そばかり)というつわものをお召(め)しになって...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...砂糖を入れた硝子器(うつわ)とを盆にのせて...
田山花袋 「田舎教師」
...空(から)になった酒を飲む器(うつわ)を下に置いて脣をぴちゃぴちゃ舐めながら...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...この証人を瀬戸物の器(うつわ)のように粉砕し...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...茂太郎自身としては方円の器(うつわ)に従いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...愉(たの)しみに器(うつわ)へうつしてつかう...
林芙美子 「生活」
......
三好達治 「短歌集 日まはり」
...女中の声や器物(うつわもの)の音がしばらくの間せわしげに聞こえて...
吉川英治 「江戸三国志」
...その器(うつわ)でありません」と...
吉川英治 「三国志」
...羊の乳を器(うつわ)にしぼって...
吉川英治 「三国志」
...彼のまえにある高脚(たかあし)の菓子の器(うつわ)には...
吉川英治 「新書太閤記」
...その器(うつわ)を用いて...
吉川英治 「新書太閤記」
...器(うつわ)に水をたたえて捧げた...
吉川英治 「新書太閤記」
...それすら彼というべつな器(うつわ)に入って新たな経綸として現われてくるものは...
吉川英治 「新書太閤記」
...器(うつわ)と共に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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