...御沙汰を頂いたので、早速お礼の手紙を書こうと思います...
...彼女とは御沙汰を交わしていないので、その気持ちは伝わっていないかもしれない...
...御沙汰によれば、来週の会議はキャンセルになったそうだ...
...御沙汰によると、彼は来年の春に海外に行く予定だそうだ...
...御沙汰なので、念のため確認してみた方が良いかもしれない...
...御沙汰のあるまでこのホテルに留って居ります...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...右の木彫を宮城へ持って来て御覧に供せよとの御沙汰(ごさた)が岡倉校長に降(くだ)ったのでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...全くそのやうな依怙の御沙汰はなさらず...
太宰治 「右大臣実朝」
...昌造贈位の御沙汰があつたとき...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...御沙汰の通りには難相成」と...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...五月下旬を以て改めて寛典の御沙汰となって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...尤も勤王の実効として軍費金十五万円を献納せよという別の御沙汰もあった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...しかるに或る時朝廷からの御沙汰に中野外務権太丞がその藩へ出張するとの事で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...しかし上皇が或る夢を御覧になったことがあり、中山相国(頼実)もさまざまに歎いて門弟のあやまちをもって咎を師範に及ぼすことの計り難いことをおいさめ申すことなどもあって、遂に最勝四天王院供養の折大赦が行われた時、御沙汰があって、承元元年十二月八日勅免の宣旨が下った...
中里介山 「法然行伝」
...穏便の御沙汰を願います」「邸外への聞えも如何(いかが)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...改めて御沙汰があるそうでございます」「…………」多分...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...追つて褒美の御沙汰があらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...改めて御沙汰のあるまで待つて下さい」「心得て居る」打越金彌は惡びれもしません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのうちに大槻「いまになってかような御沙汰を受けるのは困る...
久生十蘭 「玉取物語」
...遷都の御沙汰がないときまった復興気分の凄じさ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...かく御沙汰ありしものに侍り...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...切腹も許さぬ……という厳しい御沙汰じゃが……」「それは殿のお言葉が...
夢野久作 「名君忠之」
...ただ今天皇陛下から拝謁(はいえつ)の御沙汰(ごさた)があって参内(さんだい)して来ましたばかりです...
横光利一 「微笑」
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