...姫の御気に入りの侍女の小雪(こゆき)だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...社長は馬鹿に御気に入りなんだからね...
江戸川乱歩 「五階の窓」
...御気に入り候わば御掲載の栄を賜わりたく候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...やはりいつものように右の手には御気に入りの人形が抱っこされていました...
竹久夢二 「博多人形」
...同じ御気に入りの老勇士...
太宰治 「右大臣実朝」
...彼が嗅煙草を持っとったのは嗅煙草なるものが彼の御気に入りである拾八世紀の奢侈品(しゃしひん)であったからじゃ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...連中には御気に入りの場所と見えて...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...連中には御気に入りの場所と見えて...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...大変殿様の御気に入りで...
夏目漱石 「永日小品」
...非常に御上(おかみ)の御気に入りでの...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...この枕では御気に入りますまいとか何とか弁じている...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...「この天女(てんにょ)は御気に入りませんか」と迷亭がまた一枚出す...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...御気に入りませんかね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...すぐ近所の小ぢんまりとした家に御気に入りの女中と地獄の絵と小説と着物と世帯道具をもって特別に作られた女はうつった...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
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