...御林は歴史的には王や貴族の邸宅周辺に設置された守護森林を指す...
...最近、公園の御林が野生動物保護の観点から注意を呼びかけられている...
...今後、御林の管理を担当する職員を募集することが決定された...
...御林の木々は見事で、散策が気持ちよかった...
...夏の御林のイベントは地元住民にとって楽しみの一つだ...
...夏の火峯の雲落ちて御林の陣を焚き掃ふ四十餘營のあといづこ...
土井晩翠 「天地有情」
...御林軍(ぎょりんぐん)(近衛兵)を指揮する袁紹(えんしょう)は...
吉川英治 「三国志」
...御林軍の兵権を統(す)べさせ...
吉川英治 「三国志」
...武士どもっ」声を合図に――「おうっ」「わあっ」馳け集まった御林軍の勇兵百余人が...
吉川英治 「三国志」
...よく朝廷を護り支えてきた御林(ぎょりん)の元老である...
吉川英治 「三国志」
...枯葉の啾々(しゅうしゅう)と御林に哭(な)いて...
吉川英治 「三国志」
...御林軍の長となって...
吉川英治 「三国志」
...御林の兵権をわれわれの手に収めてから...
吉川英治 「三国志」
...御林軍の大将王必が...
吉川英治 「三国志」
...三重の高台と式典の四門はまばゆきばかり装飾され、朝廷王府の官員数千人、御林の軍八千、虎賁(こほん)の軍隊三十余万が、旌旗(せいき)や旆旛(はいばん)を林立して、台下に立ちならび、このほか匈奴(きょうど)の黒童や化外(かがい)の人々も、およそ位階あり王府に仕えるものは挙(こぞ)って、この祭典を仰ぐの光栄に浴した...
吉川英治 「三国志」
...多くの御林の兵を損じ...
吉川英治 「三国志」
...また御林軍の司には...
吉川英治 「三国志」
...山科(やましな)とか岩倉あたりの近くの御田や御林まで...
吉川英治 「新書太閤記」
...徽宗(きそう)皇帝の全盛時代からの御林軍の一将校であったから...
吉川英治 「人間山水図巻」
...『おい、待て』彼は、駈(か)け戻って、やにわに、葬式の前に立ちふさがり、『お前達は、闇屋(やみや)だろう、棺を下ろせ、棺の中は、米にちがいない』と、御林軍以来、久しく忘れていた声を出して、脅しにかかった...
吉川英治 「人間山水図巻」
...『……おどろいたね、君か』『君かもないものだ、御林の旧友を、恐喝(きょうかつ)するやつがあるものか...
吉川英治 「人間山水図巻」
...共に御林にいた頃は...
吉川英治 「人間山水図巻」
...御林(ぎょりん)の兵隊だった事もあるんだ...
吉川英治 「人間山水図巻」
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