...御手数をおかけしてすみません...
...お土産を買ってきていただくのは御手数をおかけしますが、よろしいでしょうか...
...御手数をおかけして恐縮ですが、お忘れ物がございましたらご連絡ください...
...受付まで御手数をおかけしますが、会議室の鍵をお貸しいただけますか...
...スタッフにお声かけいただけると、御手数をおかけせずにすみます...
...「大変御手数(おてかず)ですが...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...御手数ながらその御見立を一札どうぞ」「や...
江見水蔭 「備前天一坊」
...キウリ不着の趣き御手数ながら御地停車場を御調べ申し御返事願上候(そうろう)...
太宰治 「虚構の春」
...月丸は、わざと、刀の柄を、後方右手に置いて、害心の無いことを示してから「深夜に、御手数を相掛け、済まぬ儀でござる...
直木三十五 「南国太平記」
...「どうも色々御手数(おてかず)を掛けまして...
夏目漱石 「道草」
...「どうも御手数(おてすう)でした...
夏目漱石 「道草」
...「いやどうもとんだ御手数(ごてかず)で」と主人は眼尻(めじり)に皺(しわ)を寄せながら礼を述べた...
夏目漱石 「門」
...奥さん御手数(おてすう)だがちょっと起していらっしゃい」と催促すると細君は同感と見えて「ええ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どうも御手数を掛けました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...公儀の御手数を考えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御手数を掛けた上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御手数でも調べて頂き度いんですが」平次が駕籠を停めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御手数は万々承知ながらお願いしたのだと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お上(かみ)に御手数かけたからには...
三好十郎 「斬られの仙太」
...お上(かみ)に御手数かけたからには...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...御手数ながら粗略に不相成様(あいならざるよう)...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...どうも飛んだ御手数で……先程の二十円札はたしかに当行から岩形さんの代理のお方にお渡ししたものです...
夢野久作 「暗黒公使」
...『いや、御手数です...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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