...そなたは有野村の藤原家の御息女ではござらぬか」と聞かれてお銀様は狼狽しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊奈長次郎殿御息女...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...御當家御息女に限つて左樣なことはないぞ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...藤堂和泉守さまの御息女の加代姫さまというのが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「御隠居の御息女が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あんまりおもいやりが無さすぎます」「御息女さま」と...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...人間はそう無(の)うてはならぬ」と、広海屋は、ますます膝を乗り出して、「今も、冗談のように言ったことだが、あの御息女が、一目そなたを見て恋い焦がれ、一身一命さえ忘れかけていることは、この長崎屋さんが、見抜いた通りに相違ない...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...例の松枝町の御息女...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「知っているのは、当りまえではありませんか?」と、お初は笑って、「おはずかしいけれど、あたくしも、一度は、あの男に、迷わされた身でございますもの――あの晩の騒ぎにしろ、実は、そのように薄情(はくじょう)にするなら、御息女のことを、世間にいいふらす――と、あたくしが、焼餅(やきもち)が昂(こう)じて申したのがきっかけで、あんな馬鹿らしいことになったのでございました」「おお、左様か」と、平馬は、いくらかホッとしたように、「拙者は又、この事が、早くも世間に洩れているのかと、びっくりいたした...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...まだ十歳にもなられぬ愛くるしい御息女がたしかにおられた...
吉川英治 「上杉謙信」
...王家の御息女に洗い返されるまで...
吉川英治 「江戸三国志」
...……大岡様の御息女さまでいらっしゃいましたな...
吉川英治 「大岡越前」
...御息女へ祈祷の加持(かじ)をしてさし上げたい...
吉川英治 「私本太平記」
...何人の子の親御様でいらせられますか」「…………」「嫁(とつ)がれている御息女や...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに押し込められているという話なんだが」「アアその御息女と私を間違えて呼んだのだね...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「もし」「たれじゃ、そなたは」「あ――、私は、お綱と申すものでございますが、あなた様は、甲賀家の御息女、お千絵様ではありませぬか」「や? ……どうしてそれを知っていやる」「お千絵様! ああ、やっぱりそうでございましたか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...わしに告げたいこととは」「江戸表におらるるそこもとの御息女お千絵殿という方から便りをもって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...――数右衛門の癖で、『御息女...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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