...私たちは今夜の御念参りに出席するつもりです...
...御念を唱えることで、神の保護を得ることができます...
...お墓参りをするときは、御念をささげるのが習わしです...
...彼女は御念を欠かさずに、毎日神社に通っています...
...御念をささげることで、心が落ち着くのを感じました...
...幸徳のお蔭で不眠症にかかつたつて弱つてゐたつけ』『不眠症とは少し御念が入り過ぎたね』『何でも四五日前に誰かと夜遲くまで議論したんだそうだよ――無論今度の事件についてだね...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...君は君の政策戦略に責任を持つね」大統領「御念に及び申さぬ」ゼルコフ「もし失敗したらどうする...
海野十三 「諜報中継局」
...もしわたしの生活ぶりについて町の人たちが御念の入った詮索だてをしなかったならば...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...これもなかなか御念入りで三十分ほども御覧で御座いましたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...南無阿弥陀(なむあみだ)と心底からの御念仏を申し...
太宰治 「新釈諸国噺」
...しかし今度のような御念の入った騙され方をしたのは初めてだ...
近松秋江 「狂乱」
...わたしの方でも少々御念を入れてから返して上げることに致しましょうよ」「ええ...
中里介山 「大菩薩峠」
...これほどの御念の入った道行をなさろうてえのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...カーライルは面目を失わなかったと云うんだが随分御念の入った親切もあったもんだ」「カーライルの事なら...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...とんだ御念の入った...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...おぼえて居るがええぞ!仙太 御念にゃ及ばねえ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...「はああ……これはこれは……御念の入りまして……」と眼をしばたたきつつ頭を下げたものであった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...御念の入った当てズッポーばかりで...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...それ程に御念の入りました狐(きつね)狸(たぬき)は...
夢野久作 「斬られたさに」
...相当御念入りにシンミリさせられていたから...
夢野久作 「少女地獄」
...もっと御念入りなのは吾輩に直接面会などいう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...……天蔵にはかたく口どめしておいたろうな」「御念には及びません」「したが...
吉川英治 「新書太閤記」
...御承知下さいますな」「御念には及びませぬ」「御一族たちと御談合なくともよろしゅうおざるか」「あとで告げます...
吉川英治 「新書太閤記」
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