...「拙僧が御座所をお借りいたします」...
...御座所は熟語ではありません...
...王の御座所(ござしよ)の天幕(てんと)の屋根飾(やねかざり)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...三津浜では藩の船番所を世子の御座所となし...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...二の丸に新たに御座所の用意を仕り置きました故に...
中里介山 「大菩薩峠」
...一番奥の庭に御座所があるのです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...皇后の御座所の火事を立小便で消すことのできるような男なら...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...御座所で黄金いろの煮団子(ガルーシュカ)を召しあがつておいでになつたこと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...宮などの御座所になっているものとも見えないのに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...(細川幽斎九州道の記に備後の津公儀御座所に参上して十八日朝鞆(とも)までこし侍るとあり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」本文には又備後の津の公儀御座所を豊公の宿だとしてあるのに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御身の御座所(みくら)の前にかく平れ伏し...
横光利一 「旅愁」
...君の御座所まで送りとどけてくれ...
吉川英治 「三国志」
...帝は御座所を深宮に遷(うつ)され...
吉川英治 「三国志」
...そこから執権御座所の方へ先に立って行った...
吉川英治 「私本太平記」
...高時の御座所まで近づいた...
吉川英治 「私本太平記」
...ツイ御座所近くになるのも忘れて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...一番上の狹い所が恐らく上皇御自身の御座所ででもあつたらう...
若山牧水 「樹木とその葉」
...御座所の御部屋の廣さは僅かに現今の四疊半敷にも足りない程度のものであつたに相違ないのである...
若山牧水 「樹木とその葉」
...斯うした所を選んで御座所を作つたものと想像せらるゝのであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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