...「もう御寝なさい」...
...「御寝になられましたか?」...
...「御寝が大切ですよ」...
...「お忙しい中、御寝を忘れないようにしてください」...
...「御寝になる前に、今日の出来事を思い返してみるのもいいですね」...
...」「御寝(ぎょし)なります...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...そして御寝間の上に残つてゐる件(くだん)の埃(ごみ)を見せて...
薄田泣菫 「茶話」
...丑の剋まで御寝なさらずにお歌を御労作なさつて居られる事も珍らしくはなく...
太宰治 「右大臣実朝」
...六年前の建暦元年六月三日丑剋、将軍家御寝の際、高僧一人御夢の中にあらはれて、汝はもと宋朝医王山の長老たり、とお告げになつたのださうで、誰ニモ言ハズニ居リマシタガ、ソナタノ物語ト符合シテヰルトハ面白イ...
太宰治 「右大臣実朝」
...御寝所の片隅に小さく控えて居りましたが...
太宰治 「鉄面皮」
...「もう御寝みなすったでしょう...
豊島与志雄 「二つの途」
...「御前も御寝(おね)よ」「まだ内幸町からも神田からも誰も来ないのね」「もう来るだろう...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...好いから早く御寝」咲子は立って廊下へ出たが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...人目をおはばかりになって御寝室へおはいりになってからも安眠を得たもうことはできなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「これはまちがいなく御寝室のお枕(まくら)もとへ差し上げなければならない物なのですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ある時思いがけなく源氏が御寝所に近づいた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...おおよその見当をつけた宮の御寝室へはいって行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私のどんな行為の犠牲にしてもよいというように御寝所へ捨ててお置きになった女王さんのお気の毒だったことを思うと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なお困ったことには御寝の直前に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...御寝所の内へ」そこのほのかな明りと...
吉川英治 「私本太平記」
...昼や御寝(ぎょし)の座までも...
吉川英治 「私本太平記」
...ひとり夜(よる)ノ御殿(おとど)に悶々と御寝(ぎょし)もやすからぬご様子だった...
吉川英治 「私本太平記」
...御寝(ぎょしん)なされぬと洩(も)れ承る...
吉川英治 「松のや露八」
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