...御定を覚えておいてください...
...私たちは御定に従います...
...御定違反には厳しい処罰があります...
...御定に基づいて、手続きを行います...
...御定を改正する必要があります...
...こりや御定りの旅仕度だが...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...――これが最後の御定(おきま)りだが...
芥川龍之介 「パステルの龍」
...私のところは御贔負の御定連さまばかりで...
徳田秋聲 「二つの失敗」
...小荷駄(こにだ)二人の軍役を寛永十年二月十六日の御定めなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「いるかな」また御定例に提灯をかざし...
中里介山 「大菩薩峠」
...御定業(ごじょうごう)をのがれさせ給わず...
中里介山 「大菩薩峠」
...今夜の御定宿はひとつ...
中里介山 「大菩薩峠」
...御定連といううちにも...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこへまた例の御定連が程よく相並ぶと...
中里介山 「大菩薩峠」
...恐れげもなく殿様の御定紋入りの羽織など着くさって...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...必ず御目附方(おめつけがた)の下役(したやく)が附いて行かなければならぬと云う御定(おさだ)まりで始終附(つい)て廻(まわ)る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...一日から二十五日といふ御定法を破って...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...じつは師弟の間じゃ御定法なんだ...
正岡容 「小説 圓朝」
...「正月二日卯上刻妻出産仕、女子出生仕候間、御定式之通、血忌引仕候段御達申上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「御定法」では罰することができず...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...御定法に代って「自分が罰する」自分が罪を裁く...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...大きな有名なカフェーには御定連の名士? が居る...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...獄門(ごくもん)のところを遠島(えんとう)ぐらいにはなるのは御定法(ごじょうほう)とされている...
吉川英治 「春の雁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??