...御定を覚えておいてください...
...私たちは御定に従います...
...御定違反には厳しい処罰があります...
...御定に基づいて、手続きを行います...
...御定を改正する必要があります...
...こりや御定りの旅仕度だが...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...目貫には銀の輪蝶(りんちょう)の御定紋...
江見水蔭 「備前天一坊」
...ありふれた倶樂部の御定連が...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...私のところは御贔負の御定連さまばかりで...
徳田秋聲 「二つの失敗」
...「いるかな」御定例(ごじょうれい)に提灯をかざして...
中里介山 「大菩薩峠」
...御定業(ごじょうごう)をのがれさせ給わず...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこで寛文十年には「水あび御定(おさだめ)の覚」というものがあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...三べん廻って煙草にするという御定法通りですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの御定連(ごじょうれん)だけではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...於二洛中洛外一上下ミダリガハシキ輩アラバ一銭切リト御定有ツテ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...二時間は御定法だった...
正岡容 「寄席」
...この台詞を吐くことが御定法...
正岡容 「寄席」
...依之御定式之血忌引仕候段御達申上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「御定法」では罰することができず...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...――御定法で罰することのできない罪...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...これが今の御定食の格...
山本笑月 「明治世相百話」
...「アライところで一本」なぞいう御定連(ごじょうれん)は無いと云った方が早いくらい...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...で、あッちこッちの二十五座に、神楽師(かぐらし)として雇われて歩くうちに、御定法どおり、女ができる、江戸前にかぶれてくる、百姓がイヤになる、神楽師もつまらねえ...
吉川英治 「江戸三国志」
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