...彼女の御子息は高校生です...
...御子息様、お帰りですね...
...御子息とは、あなたの息子さんのことですか?...
...彼は御子息のように振る舞っているが、実は独身らしい...
...御子息は今、どこにいらっしゃいますか?...
...先週御誕生になった皇帝陛下の御子息に御名前をつけるべく取極められた日で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...御子息が「それでは雨期にでも大河ある地方を旅行して來たらいゝでせう」と言はれると畫伯は「いや...
今井邦子 「雪解水」
...かかる事例は摂関の御子息の場合に於いてのみ見受けられる事で...
太宰治 「右大臣実朝」
...「これは昨夜(ゆうべ)、御子息が、夢に私にお話になりましたから、知っております」「ほう、伜が」「そうでございます、御子息が私の夢にあらわれて、まだ他にもいろいろお話がありました」「それでは、伜は、虎に喫(く)われたのじゃないだろうか」「虎ではありません、悪漢(わるもの)の手にかかったものであります」老宰相はまた泣きだした...
田中貢太郎 「悪僧」
...低声(こごえ)になって「斉彬公の御子息御息女四人までを呪殺したる...
直木三十五 「南国太平記」
...「御子息の――」「倅の?」「百城とか申される――」「それが?」「いや...
直木三十五 「南国太平記」
...何度繰り返してたずねても御子息の答えは判でおしたように同じなのです...
平林初之輔 「予審調書」
...寝台にはあなたと御子息と以外に...
平林初之輔 「予審調書」
...そのあとで御子息が玄関の戸をあけられたのでああいうことになり...
平林初之輔 「予審調書」
...凡そ二三歳であつた御子息が汽車遊びに耽つてゐらるゝ光景をうたはれたものゝなかに――たとへば御子息は玩具の汽車をおしながら...
牧野信一 「城ヶ島の春」
...御子息様で」「む...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...……」「そなたも常によう話には伺うておる足利殿の御子息じゃ...
吉川英治 「私本太平記」
...――御子息孫四郎どのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...ごく内輪だけにしておいたが」「護どのの御子息たちは」「来るだろう...
吉川英治 「平の将門」
...御加役の御子息、市之丞どのは、何日(いつ)見えられたえ』『今朝ほども、お見えになりました』『今朝ほども――か...
吉川英治 「夏虫行燈」
...躑躅(つつじ)の間詰(まづめ)の御子息へ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...御子息余五郎様が御帰宅ゆえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「では真田殿――あの幸村(ゆきむら)殿のことか」「はい」「其許は御子息か」「はい……」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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