...彼女の御子息は高校生です...
...御子息様、お帰りですね...
...御子息とは、あなたの息子さんのことですか?...
...彼は御子息のように振る舞っているが、実は独身らしい...
...御子息は今、どこにいらっしゃいますか?...
...すなはち和田左衛門尉さまがお二人の御子息の宥免のお沙汰に感泣なさいましたそのすぐ翌日...
太宰治 「右大臣実朝」
...先は名の知れた方の御子息ですから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...美作どの御子息しんべえどのをかえりみられ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...かえって御子息のために不利益になりますよ...
平林初之輔 「予審調書」
...御子息の罪は大したこともなかろうと私は考えるのです...
平林初之輔 「予審調書」
...半狂人の言うことが事実にあっているとは思われませんので……」「ところが御子息の陳述は事実とぴったりあっているのです...
平林初之輔 「予審調書」
...なんでも、御子息は、あの家が空いてから、毎晩就蓐(しゅうじょく)前に、眠(ね)つきをよくするために空家の中へはいって体操をしておられたということで、その晩も、九時頃、玄関の戸をあけてはいろうとすると、どうしたものか、錠もおりていないのになかなか戸が開かない...
平林初之輔 「予審調書」
...いまだにあなたは御子息を疑っていなさる証拠に...
平林初之輔 「予審調書」
...御子息の有罪を信じきっていなさるあなたに...
平林初之輔 「予審調書」
...イーヴォス氏がマートン卿の御子息だってことは」「その話を聞かせて」「それでは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...凡そ二三歳であつた御子息が汽車遊びに耽つてゐらるゝ光景をうたはれたものゝなかに――たとへば御子息は玩具の汽車をおしながら...
牧野信一 「城ヶ島の春」
...岩沼(田村右京)さまの御子息...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...御子息の金吾様も今は若殿万太郎様の御勘気の責めを負って...
吉川英治 「江戸三国志」
...「御子息の五郎左衛門殿と...
吉川英治 「新書太閤記」
...御子息も』『されば...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...上野介殿の御子息へ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ごく内輪だけにしておいたが」「護どのの御子息たちは」「来るだろう...
吉川英治 「平の将門」
...御子息方のおうらみをはらします...
吉川英治 「平の将門」
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