...彼女の御子息は高校生です...
...御子息様、お帰りですね...
...御子息とは、あなたの息子さんのことですか?...
...彼は御子息のように振る舞っているが、実は独身らしい...
...御子息は今、どこにいらっしゃいますか?...
...しかし私は缶詰の知識を私に与えてくれた豊田氏の御子息が...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...「これは昨夜(ゆうべ)、御子息が、夢に私にお話になりましたから、知っております」「ほう、伜が」「そうでございます、御子息が私の夢にあらわれて、まだ他にもいろいろお話がありました」「それでは、伜は、虎に喫(く)われたのじゃないだろうか」「虎ではありません、悪漢(わるもの)の手にかかったものであります」老宰相はまた泣きだした...
田中貢太郎 「悪僧」
...低声(こごえ)になって「斉彬公の御子息御息女四人までを呪殺したる...
直木三十五 「南国太平記」
...御愁傷なことで――御子息が...
直木三十五 「南国太平記」
...御子息様をお連れになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこで御子息は、とりのぼせてしまって、前後のわきまえもなく、あわてて外へ飛び出したのだそうですが、過失とは言いながら、一人の人間を殺した以上は無事ではすむまい...
平林初之輔 「予審調書」
...この辻褄(つじつま)のあった陳述に御子息の精神の異状が認められるでしょうか?」話し手も聴き手もハンカチをとりだして額の汗をふいた...
平林初之輔 「予審調書」
...御子息の自首によって...
平林初之輔 「予審調書」
...御子息がどの道無罪になりそうもないと見てとって...
平林初之輔 「予審調書」
...御子息が一層高い境界にお達しなさろうと云うもので...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...次席家老の御子息に対して...
吉川英治 「銀河まつり」
...何というお方で」「丸山応震(おうしん)とか――」「応震? 聞いたような……」「応挙の御子息だとか...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...「御子息の五郎左衛門殿と...
吉川英治 「新書太閤記」
...御子息権六勝敏様なども加えられ...
吉川英治 「新書太閤記」
...『御子息、勿体ない……...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御子息も』『されば...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御子息の但馬守宗矩(むねのり)どのは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...百四、五十人は集まると思っていたが」「この分では、半分かな」「やがて後から見える壬生(みぶ)源左衛門殿や、御子息や、あの親類がたを入れて、まあ六、七十人だろうな」「吉岡家も廃(すた)ったなあ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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