...御大儀に参ります...
...彼は御大儀な人物だ...
...御大儀に承知いただけますように...
...御大儀を頼みにする...
...御大儀にはお礼を申し上げます...
...それから、手前の務と致しまして、亡き後の物品の処置方、帳面の整理、引合せ等、いろいろの、短い時日の内に、山の如くござりますゆえ、御大儀ながら、その辺、御意見をお洩らし下されますよう――」斉興は、俯向いて、じっと、調所の言葉を聞いていたが「忝(かたじけ)ないぞ」と、低く呟いた声は、湿っていた...
直木三十五 「南国太平記」
...それは御大儀のことでござったな...
中里介山 「大菩薩峠」
...御大儀にござりましょう」と...
吉川英治 「大谷刑部」
...御大儀さまにござりました」「さだめし...
吉川英治 「新書太閤記」
...城門をそこに見ると、「御大儀」と、送ってくれた兵たちに礼をいって、半兵衛は、まず先に城門をたたいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...御大儀」と、ふたりの肩をたたいてねぎらい、その部下たちは、馬を取って、内へ曳き入れ、また使者の袖や背の埃(ほこり)を払ってやるのもあるし、汗拭(あせふき)を与えて宥(いたわ)るもあるし、口々に、「お早いことで」「遠国から一息に、大変だったでしょう」「さあ、あれにて、湯なと召し上がれ」と、その労を慰めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...「御大儀でいらせられましょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...わざわざ不破(ふわ)より横道して来たわけで」「それはそれは御大儀な」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...『……御大儀』微(かす)かに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御大儀ながら御越し候て...
吉川英治 「日本名婦伝」
...土豪の門のような、そこの構えを見て、武蔵は鞍(くら)を下り、「御大儀」と、新蔵へ手綱を返す...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「ご苦労でござった」「御大儀で」沢庵と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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