...「御地からの手紙を見て電報を打った...
伊藤野枝 「出奔」
...その上に御地敷をしくこと(四)壇の上にろうそく台...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...今秋は御地(おんち)より山百合(やまゆり)二千個...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...近日同人のうち篠田水月(早稻田專門學校に在り)御地に罷越すやう申し居れり...
高濱虚子 「俳諧師」
...『同人中の先輩奧平北湖先生二三日うち御地を過(よぎ)らるゝ筈...
高濱虚子 「俳諧師」
...御地の俳人に言伝(ことづて)をします...
高浜虚子 「俳句への道」
...失礼ですが御地では雷(サンダー)は鳴りますかね? とばかり...
橘外男 「雷嫌いの話」
...御地へまかり越す積りである...
夏目漱石 「それから」
...御地へまかり越す積りである...
夏目漱石 「それから」
...今年の晩(くれ)には御地(おんち)へ参られるとは知りつつも...
二葉亭四迷 「浮雲」
...良人というのは、ウイリアム・C・ジュッドという医者で、目下御地羅府か、さもなければ加州のサンタ・モニカに出張している筈です...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...御地久しく雨ふらず候よし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御地は雨しげく候よし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...すなはち天皇の御地位は...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...このやうな變更によつて皇室の御地位は...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...この規定は、天皇の御地位、皇室、皇族の新しいあり方を具體的に示したものであり、そして、皇室關係の財産授受についての第一章の第八條と照應するものである...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...たとえ、お子を生(な)した仲であろうと、若殿の御地位、お許(もと)の身分、そこは、弁(わきま)えておいでだろうな」「はい、それはもう」「わけて、何につけても、耳目のうるさいこの御府内...
吉川英治 「私本太平記」
...御地(おんち)へまかり越え...
吉川英治 「新書太閤記」
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