...「御園プールに行きたい」...
...「御園に桜が咲き始めました」...
...「御園には美しい庭園があります」...
...「御園は江戸時代からの歴史がある地域です」...
...「御園の近くには温泉があるので、リフレッシュに行きたい」...
...此咄を洩聞いて雀躍(こをどり)したは御園草四郎君だ...
内田魯庵 「犬物語」
...大正十五年十二月七日「東京朝日新聞」死人の腕小林紋三(こばやしもんぞう)はフラフラに酔っ払って安来節(やすきぶし)の御園(みその)館を出た...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...そこで黒姫がその國の山の御園に御案内申し上げて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...――歌の御園(みその)...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...御園の花を手折(たお)って来ました...
太宰治 「二十世紀旗手」
...「とこよの花のさきにほふ神の御園を閉されてかどにたゝずむ罪人に風吹送る天(てん)の樂泣きてきゝけむいにしへのためしをあはれ思はずや...
土井晩翠 「天地有情」
...ある細君は御園になったり...
夏目漱石 「創作家の態度」
...御園白粉が一番いいと教えてくれたけれど...
林芙美子 「新版 放浪記」
...御園座へ来てる曽我廼家十吾・天外によばれて南呉服町の三木てうちへ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...五時から御園座の新国劇...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...菊池寛や長谷川伸文学を上演していた最盛期だった!)名古屋の御園座と新守座とへ...
正岡容 「わが寄席青春録」
...御園座の時は、死んだ先代の丸一小仙、柳橋で幇間になった先代三遊亭圓遊、今の桂文楽君と私とで、その前講に看板へ名もつらねず出演していたのだが、数年後めきめきと売り出したのが寿々木米若君で、この時は第一回渡米から帰り立ての青年浪曲師だった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...この間は春風に浮かされまして御園(みその)のうちへ参りましたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...広島では春水が御園(みその)道英の女(ぢよ)淳(じゆん)を子婦(よめ)に取ることを許された...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年二月二十二日に御園氏淳(じゆん)が山陽に嫁した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...即ち山陽の実子御園(みその)氏の出元協(げんけふ)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これに代つたのは山陽が前妻御園氏に生ませた余一元協承緒(げんけふしようちよ)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天上の玉帝さまの御園でお会いいたしましょう...
吉川英治 「新・水滸伝」
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