...君の御前にまだ來ぬは...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「びるぜん祈祷」
...六 天皇の御前にあつて政治をせよ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...時を移さず皇后宮大夫(たいふ)は御前に呼び出された...
薄田泣菫 「茶話」
...二人の将軍は陛下の御前に帰るべしと命令している...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...入道さまは相州さまからの御使として御前に参り...
太宰治 「右大臣実朝」
...御前にひかえておりますと...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...自分と共に神の御前にひれ伏して...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...陛下の御前において...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...東照宮の御前にあった三本の金の御幣を真中に押立て...
中里介山 「大菩薩峠」
...御父さんから云われた通りをそのまま御前に伝えて帰るだけの事だ...
夏目漱石 「それから」
...御前にその行った先を話したかい」「そりゃ何ともいいませんでした...
夏目漱石 「道草」
...再び御前に出させていただくことはできませぬ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...「ただ今まで御前におりまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...やまがの娘などもよく御前につきまとっているようです...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ともあれ御前にお取次ぎ申すであろうと...
吉川英治 「三国志」
...御前にきそッたものである...
吉川英治 「私本太平記」
...して御前には、すでに大勢お集まりか」「は...
吉川英治 「私本太平記」
...日頃より崇(うやま)い尊ぶ御神の御前にて...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索