...あの人は御内室に入りたがっているそうです...
...このお城には御内室が数多くある...
...御内室には普段は外部の者が入れない...
...今回の行事では御内室の様子を見学することができる...
...彼女は御内室に入るための資格がある...
...左手で編笠の紐を解きつつ「仙波殿の御内室では...
直木三十五 「南国太平記」
...腕組して暫く黙っていたが「御内室を見込んで...
直木三十五 「南国太平記」
...六御内室もその横からニッコリしました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...落附いた御内室(ごないぎ)さんである...
長谷川時雨 「夏の女」
...御内室(ごないしつ)の甥御にあたられる北条数馬(ほうじょうかずま)どの...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...これは御内室の御遺骸であるべきはずなので御座いまして...
久生十蘭 「湖畔」
...御内室様もおさよも少々間を得られ可申と奉存候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...御内室のことは断じて口にしません...
山本周五郎 「薊」
...昨夜あの方の御内室が出府されたということです...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「そうか」――船岡どのの御内室がいっしょです...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「二人は仲がいい筈だ」――御内室が船岡どのに向かって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...どうして御内室を離別されたのですか」「それはむずかしいな」「だめですか」「だめということはないが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...こんどは御内室のお縫様が――なんとまた二...
吉川英治 「大岡越前」
...御内室の病状が、ここ二、三日、とてもお悪い...
吉川英治 「大岡越前」
...のりふさ足利御内室おん許「忘れはおきませぬ」憲房の手紙を涙にして...
吉川英治 「私本太平記」
...「さまざま伺って、お師(時親)の前身やお人柄のほどもよく分りましたが、しかし、はや世に亡(な)いお方とはいえ、御内室は、鎌倉の執権代長崎高資の御一族でおわせられるとか...
吉川英治 「私本太平記」
...何か御内室へお眼通り中だとある...
吉川英治 「新書太閤記」
...――いや今宵からは木下殿の御内室...
吉川英治 「新書太閤記」
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