...私はお前達のお相手は御免蒙るよ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...それに御免蒙るといって決して仕えない...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...この子会社の方の配当保証は十年間ぐらいで御免蒙るという仕組みである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...入所すべき人物は地方で折紙づきの篤農家候補を厳選する(貧農は御免蒙ることにする)...
戸坂潤 「社会時評」
...御免蒙る」「有村...
直木三十五 「南国太平記」
...拙者は一足お先に御免蒙る」といい放って...
中里介山 「大菩薩峠」
...その他負色の見えすいたような衝突になるといつでも御免蒙るのが吾家伝来の憲法である...
夏目漱石 「自転車日記」
...さう云ふ人間は御免蒙る...
夏目漱石 「それから」
...もし燕尾服を着なければならぬようなら御免蒙るという...
夏目漱石 「模倣と独立」
...一時間や二時間は付き合ってもよかろう」「御免蒙るワ...
野村胡堂 「踊る美人像」
...「御免蒙るよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主人御名前の儀は御免蒙るが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...武家との果し合いは御免蒙る」「卑怯だろう」「何方が卑怯か」この掛け合いは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...千倍でも万倍でも御免蒙るワ――と言ってやりました...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...仕事がなくつたつて御免蒙る...
牧野信一 「或る日の運動」
...水一杯の御用でも御免蒙るわ...
牧野信一 「歌へる日まで」
...会社へ出て上役の御機嫌が取れなければ御免蒙るといふんなら御免蒙られう...
牧野信一 「祖母の教訓」
...忽ち御免蒙るわと来るんだからまあ大概の人は落第するのが常例ですよ...
牧野信一 「天狗洞食客記」
便利!手書き漢字入力検索