...御倉板擧(みくらたな)の神一九といふ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...茨田の御倉をお作りになり...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...九間の鐵梯を下り、御占所にいたりて、中海に俯し、水を隔てて、御倉山を望む...
大町桂月 「十和田湖」
...左に御倉半島の端に崛起せる御倉山を望み...
大町桂月 「十和田湖」
...ゆく/\御倉半島の斷崖を仰ぐ...
大町桂月 「十和田湖」
...最も御倉山を取る...
大町桂月 「十和田湖」
...御倉山の特色にして...
大町桂月 「十和田湖」
...幾んど御倉山と花部山の中央とおぼしき處に...
大町桂月 「十和田湖」
...さらば御倉山にせむか...
大町桂月 「十和田湖」
...その他、自籠神社の危巖、御倉山の千丈幕、御門石、疊石、碁盤石、雅俗とり/″\に趣味あり...
大町桂月 「十和田湖」
......
武田祐吉 「古事記」
...そこに御倉(おくら)さんと云う娘がいた...
夏目漱石 「草枕」
...この御倉さんが、静かな春の昼過ぎになると、必ず長唄の御浚(おさら)いをする...
夏目漱石 「草枕」
...そうして御倉さんの長唄を遠くから聞くのが...
夏目漱石 「草枕」
...御倉さんはもう赤い手絡(てがら)の時代さえ通り越して...
夏目漱石 「草枕」
...谷口樣と矢並樣御先代は御倉屋敷の係りで」「――」平次は默つて先を促します...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御倉前の札差仲間でも聞えた家柄で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...多(おほ)くは今日(こんにち)も奈良(なら)の正倉院(しようそういん)の御倉(おくら)などに見(み)るような...
濱田青陵 「博物館」
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