...私は今日、御伴さんと昼食をとりました...
...大切な取引先には、御伴の方をお連れいただくことが礼儀です...
...紀伊国の御伴山は、素晴らしい景色が広がっているそうです...
...彼女は美人であり、また御伴も含めて完璧な女性だと思います...
...列車の御伴が運転士とともに、安全で快適な旅行を支えています...
...時としては建物まで御伴させることが漢時代以後だんだん盛に行はれ...
會津八一 「支那の明器」
...此処まで御伴(おとも)して参りました...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...僕もその御伴を仰せつかり...
芥川龍之介 「恒藤恭氏」
...恆(つね)に膳夫(かしはで)として御伴仕へまつりき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その大長谷の王子の御伴人(みともびと)に詔りたまはく...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...彼はきつと御伴(おとも)させますと引き受け...
武田麟太郎 「一の酉」
...中村清二(せいじ)先生の御伴をして...
寺田寅彦 「中村彝氏の追憶」
...お客様の御伴ですが...
徳田秋聲 「二つの失敗」
...すすめられるままに一緒に内陣まで御伴をすることにした...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...髪結はおやおや私も御伴(おとも)をしたいもんだなどと...
夏目漱石 「永日小品」
...それではすぐ御伴をして参りますから」とすぐ奥へ入った...
夏目漱石 「行人」
...「御伴(おつれ)がおありのようでしたが」「ええ別嬪(べっぴん)を一人伴(つ)れていました...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...さうしてゴビの沙漠(さばく)の中(なか)で金剛石(ダイヤモンド)でも搜(さが)してゐれば可(い)いんです」「もう一人(ひとり)の御伴侶(おつれ)は」「安井(やすゐ)ですか...
夏目漱石 「門」
...坂口先生に御伴をして宮崎縣西都原の古墳發掘にも行きましたが...
濱田耕作 「考古學教室の思ひ出話」
...私もこの時には御伴をした...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...我を殺すかも知れぬから御伴は真(ま)ッ平(ぴら)と...
南方熊楠 「十二支考」
...蛙(かえる)がその餅を背に負うて神の御伴(おとも)をして山へ入って行くといい...
柳田国男 「海上の道」
...長崎御番(ごばん)の御伴(おとも)して彼(か)の地に行かれしより丸山の遊び女(め)に浮かれ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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