...彼は御仁のような立ち振る舞いをしている...
...御仁のご意見を拝聴しました...
...私たちは御仁のお力をお借りしたいと考えています...
...御仁がこの地域の発展に尽力されていることは皆さんご存知でしょう...
...御仁が財界の大物であることは間違いありません...
...おかしな御仁でござりますよ...
泉鏡花 「婦系図」
...今や世界に比類なき 皇太后陛下の御仁慈...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...岩倉三位ともいわれる御仁(ごじん)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...「夜前(やぜん)此の御仁(おひと)がお見えになつてな...
長與善郎 「青銅の基督」
...頓(とん)と物が美味しく食べられないという変った御仁(ごじん)がざらにあるもので...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...実に物好きな御仁(ごじん)がおられることと思う...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...そんなことを言つて混ぜつ返しなさんなよ! お前さんは立派な御仁で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...」調子の悪い肝臓や張り詰め切った神経とは全く縁のないこの御仁は大物神経科医の定期健診を受けているのである...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...全く憲廟の御仁徳を以て朝鮮國に御渡しに相成し事故...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...その父御もいずれ劣らぬほど変った御仁(ごじん)にござる...
室生犀星 「姫たちばな」
...格別之以御仁恵総人数へらせいた洋服一枚づつ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...分別ある御仁ばかりでなく世間一般のかたがたも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...よもやというような家柄血統の御仁がいたら」「いえもうそのへんのところは...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...情けないことには当時すでにこの名物を御存じのない御仁が多く...
山本笑月 「明治世相百話」
...彼(か)の雲井喜三郎といふ御仁...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...上様の御仁恕(じんじょ)も...
吉川英治 「大岡越前」
...御仁慈のおかげをもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...宋江はこちらの御仁(ごじん)です...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索