...彼は御仁のような立ち振る舞いをしている...
...御仁のご意見を拝聴しました...
...私たちは御仁のお力をお借りしたいと考えています...
...御仁がこの地域の発展に尽力されていることは皆さんご存知でしょう...
...御仁が財界の大物であることは間違いありません...
...つくづくと後世(ごせ)のほども案じられてなりませぬわい」「どうやら床しい御仁体と見受け申したが...
田中貢太郎 「轆轤首」
...皇太后樣の御仁慈の深き御思召しを偲びまつつて...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...尊しやみじろぎもせで大御母かたゐのむれをみつめ給ひき臨終の感謝の祈り御仁慈の碑の後に禮拜堂...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...この大学にはそのような御仁はいらっしゃらないと信じております...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...あなたがたより先に見えた御仁が待っておられるのでな...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...岩倉三位ともいわれる御仁(ごじん)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...「夜前(やぜん)此の御仁(おひと)がお見えになつてな...
長與善郎 「青銅の基督」
...頓(とん)と物が美味しく食べられないという変った御仁(ごじん)がざらにあるもので...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ひとつ中を調べてみようでねえか――さあさあ袋ん中の御仁へ――どうか名前と父称でお呼び申さないことを悪く思はんで下さいよ――さあ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...その父御もいずれ劣らぬほど変った御仁(ごじん)にござる...
室生犀星 「姫たちばな」
...* 前出「謹直な御仁」...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...悠々と立去る程の御仁のお名前が...
夢野久作 「斬られたさに」
...彼(か)の喜三郎と云へる御仁は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...大岡様の御仁慈を...
吉川英治 「大岡越前」
...残念なことをしました」「なぜな?」「会い難い御仁(ごじん)に会える機を逸したではございませんか」「そんなことはない...
吉川英治 「剣の四君子」
...相反(あいはん)する二つのものを一体のうちに交錯して持つふしぎな御仁(ごじん)」問「すこし分ってまいりました...
吉川英治 「私本太平記」
...最後の御仁恕(ごじんじょ)を仰ぎまする...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御仁恕(ごじんじょ)をもって...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索