...天上皇帝の御慈悲に御すがり申したがよかろうぞ...
芥川龍之介 「邪宗門」
...そうして『熱的死』の到来を防御するという作用をするのである(『宇宙の成立』一七四―一九〇頁参照)...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この理想ということを解しなくてインドを統御することはとうてい為し得ないことであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...それらを統御するようになり...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
... 50悍馬を御する英豪のヂオメーデースの言を褒む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...悍馬を御するトロイアの衆の襲ひをアイアース...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ペーリュウス戰車を御する老將は...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...わたしはもう自分の想像を制御することが出来なくなりました...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...そして此の地方を完全に統御するまでの其の來歴が各神社の状態に依つて分るのであらうと思ひます...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...御すすめ候べからず...
中里介山 「法然行伝」
...想像には全ての観念を統御する力があり...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...人を御するの法を學び...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...ストイシズムは自己のものである諸情念を自己とは關はりのない自然物の如く見ることによつて制御するのであるが...
三木清 「人生論ノート」
...その男女の事を叙するや「これと通ず」「これを御す」と卑野露骨にして憚(はばか)らずと...
南方熊楠 「十二支考」
...第一ことのほか御すくやかなる御様子...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...馬を御することに最も練達し腕前の最も確かであざやかな人といえば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大きな煩悶の後についにこれを制御する人こそ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...軍を統御するには宮廷風の殻を脱いでその体臭へ御自分からも同化してゆかねばならぬと努(つと)めておられるものだろうか...
吉川英治 「私本太平記」
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