例文・使い方一覧でみる「徒事」の意味


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...彼徒事二靜養瞑坐一而已...   彼徒事二靜養瞑坐一而已の読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...何等かの社会的な生産的な勤労に徒事し...   何等かの社会的な生産的な勤労に徒事しの読み方
豊島与志雄 「今日の条件」

...これ無用の徒事(とじ)たるのみに非ず...   これ無用の徒事たるのみに非ずの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...しかし世に徒事の多きは啻(ただ)にこの事のみではない...   しかし世に徒事の多きは啻にこの事のみではないの読み方
永井荷風 「西瓜」

...書を購(あがな)って読まざるもまた徒事である...   書を購って読まざるもまた徒事であるの読み方
永井荷風 「西瓜」

...読んで後記憶せざればこれもまた徒事にひとしい...   読んで後記憶せざればこれもまた徒事にひとしいの読み方
永井荷風 「西瓜」

...人生徒事の多きが中に...   人生徒事の多きが中にの読み方
永井荷風 「西瓜」

...けれどもそれは徒事(いたずらごと)で...   けれどもそれは徒事での読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...徒事(いたずらごと)の如く見傚(みな)して来た...   徒事の如く見傚して来たの読み方
夏目漱石 「学者と名誉」

...おおかたただの徒事(いたずら)だろうと思っていた...   おおかたただの徒事だろうと思っていたの読み方
夏目漱石 「行人」

...敬太郎はただ手持無沙汰(てもちぶさた)の徒事(いたずら)とばかり思って...   敬太郎はただ手持無沙汰の徒事とばかり思っての読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...同年五月三日の條に御方兵由利中八郎維久、於若宮大路射三浦之輩、其箭註姓名、古郡左衞門尉保忠郎從兩三輩中此箭、保忠大瞋兮、取件箭返之處、立匠作之鎧草摺之間、維久令與義盛、奉射御方大將軍之由、披露云々同五月五日の條に去三日由利中八郎維久、奉射匠作事、造意之企也、已同義盛、可彼糺明之由、有其沙汰、被召件箭於御所之處、矢注分明也、更難遁其咎之旨、有御氣色、而維久陳申云、候御方防凶徒事、武州令見知給、被尋決之後、可有罪科左右歟云々、仍召武州、武州被申云、維久於若宮大路、對保忠發箭及度々、斯時凶徒等頗引返、推量之所覃、阿黨射返彼箭歟云々、然而猶以不宥之云々五月三日の條と同五日の條とは若吾妻鏡が一人の手に成りたる日記なりとせば、明に其間に矛盾の存することを見るべく、此矛盾を解釋せんには三日の條の記事を以て追記なりとせざるを得ず、然らざれば三日に於て既に明白なる事實が、五日に於て疑義となること怪むべきことなり、且三日の記事は既に其中に於て矛盾を含めり、慥に御方に候せる維久が、故に矢を義盛に送りて泰時を射さしめたりといふが如きは、事實上あり得べからざることにして、此矛盾は益三日の記事の麁忽に追記せられたることを證する者なり...   同年五月三日の條に御方兵由利中八郎維久、於若宮大路射三浦之輩、其箭註姓名、古郡左衞門尉保忠郎從兩三輩中此箭、保忠大瞋兮、取件箭返之處、立匠作之鎧草摺之間、維久令與義盛、奉射御方大將軍之由、披露云々同五月五日の條に去三日由利中八郎維久、奉射匠作事、造意之企也、已同義盛、可彼糺明之由、有其沙汰、被召件箭於御所之處、矢注分明也、更難遁其咎之旨、有御氣色、而維久陳申云、候御方防凶徒事、武州令見知給、被尋決之後、可有罪科左右歟云々、仍召武州、武州被申云、維久於若宮大路、對保忠發箭及度々、斯時凶徒等頗引返、推量之所覃、阿黨射返彼箭歟云々、然而猶以不宥之云々五月三日の條と同五日の條とは若吾妻鏡が一人の手に成りたる日記なりとせば、明に其間に矛盾の存することを見るべく、此矛盾を解釋せんには三日の條の記事を以て追記なりとせざるを得ず、然らざれば三日に於て既に明白なる事實が、五日に於て疑義となること怪むべきことなり、且三日の記事は既に其中に於て矛盾を含めり、慥に御方に候せる維久が、故に矢を義盛に送りて泰時を射さしめたりといふが如きは、事實上あり得べからざることにして、此矛盾は益三日の記事の麁忽に追記せられたることを證する者なりの読み方
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」

...自分は海外留學の徒事でなかつた事を滿足に思ふのである...   自分は海外留學の徒事でなかつた事を滿足に思ふのであるの読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...自分の存在を彼らに知らせようとする瓦(かわら)を積んでは崩(くず)すような取り止めもない謀略(はかりごと)が幼い胸中に幾度か徒事(あだ)に廻(めぐ)らされたのであったがとうとう何の手段(てだて)をも自分からすることなくある日崖下の子の一人が私を見つけてくれたが偶然上を見た子が意外な場所に佇む私を見るとさもびっくりしたような顔をして仲間の者にひそひそとささやく気配だった...   自分の存在を彼らに知らせようとする瓦を積んでは崩すような取り止めもない謀略が幼い胸中に幾度か徒事に廻らされたのであったがとうとう何の手段をも自分からすることなくある日崖下の子の一人が私を見つけてくれたが偶然上を見た子が意外な場所に佇む私を見るとさもびっくりしたような顔をして仲間の者にひそひそとささやく気配だったの読み方
水上滝太郎 「山の手の子」

...しかしそれは概(おおむ)ね皆徒事(いたずらごと)であった...   しかしそれは概ね皆徒事であったの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...徒事(いたずらごと)ではなかった...   徒事ではなかったの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...8690しかし口で言うのは徒事(いたずらごと)だ...   8690しかし口で言うのは徒事だの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...しかしそれは徒事(いたずらごと)であった...   しかしそれは徒事であったの読み方
森鴎外 「二人の友」

「徒事」の読みかた

「徒事」の書き方・書き順

いろんなフォントで「徒事」

「徒事」の英語の意味


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