...紙の破れた障子二枚によつて此室と生徒控処とを区別したもので...
石川啄木 「雲は天才である」
...コスモポリタンの徒と呼んで見るも可(いい)...
石川啄木 「漂泊」
...撰科生は単に生徒と呼ばれるとか...
丘浅次郎 「落第と退校」
...少なくも責任の半分以上は彼らのオーソリティに盲従した後進の学徒に帰せなければなるまい...
寺田寅彦 「案内者」
...あんたをまことの信徒の中へ導いただろう?」「主は時が満つるまでにすべての民を望まれるがゆえ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...中国にもずいぶん多くの信徒を獲得していました...
豊島与志雄 「自由人」
...徒歩門を開いてくれた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...近しい朋輩、親族の人々は、そうした知らせを聞くと共に、馬上で、徒歩で、処分を受けた人々のところへ、駈け集まって来た...
直木三十五 「南国太平記」
...御身の師とお頼みなされしは何と申される御仁(ごじん)か」「下谷の御徒町(おかちまち)にて...
中里介山 「大菩薩峠」
...清教徒の面影といったのは...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...それが徒爾(いたずら)半分の出放題(でほうだい)でない事は...
夏目漱石 「行人」
...「体育って薙刀のことですか」「薙刀だけが体育ってわけではありません」「鯱っちょこ立ちなんかはどうですか」「ハンドスタンド……つまり倒立(とうりつ)というのが徒手体操にありますから...
久生十蘭 「だいこん」
...生徒が進歩したと褒(ほ)めていたゞくことが...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...緑林(りょくりん)の徒(と)とても...
吉川英治 「三国志」
...どよめき立つまわりの駒や徒士(かち)を指揮して...
吉川英治 「私本太平記」
...(生意気ざかりな不良の徒)と...
吉川英治 「源頼朝」
...山蔭のもう日も暮れた地面を踏み鳴らしながら一人の年寄った先生が二十人ほどの生徒に体操を教えていた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...僧徒のこのことをいとなむは仏法興隆にあらざるなり...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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