...今は徒らに自分の天分に就いて悲觀しようとは思はない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...御墓はいつも異教徒にとり巻れてゐる...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...――綴り方の女生徒のおとッつぁんのブリキ屋の職人が...
高見順 「如何なる星の下に」
...宴安(えんあん)姑息(こそく)の徒の悦ぶ所にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...又わが国では却って生物学者にキリスト教徒が多いとかいう...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...徒に夫が基く立場の成立不成立を論ずることに人々は満足すべきではない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...信徒の多数をこの世から奪い去った...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...清教徒の面影といったのは...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...生徒たちには、まことに恐ろしい先生であったが、皆敬慕はしていた...
中谷宇吉郎 「鳥井さんのことなど」
...あれを生徒の先頭にすると立派でいい...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...窃盗博徒、なおかつ然り、いわんや字を知る文人学者においてをや...
福沢諭吉 「学者安心論」
...人口を養う手段には割合にほとんど全く言及せずしてただ徒らに人口増加の奨励を提唱している...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...キリスト教起こりて在来の諸教徒が林中に旧教儀を行なうを忌み...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...マホメット教徒の間できわめて信心堅く風俗純良であると認められている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...日蓮宗の信徒が手にする団扇太鼓(うちわだいこ)も東京出来のをよいとします...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...なお一度後世の学徒に代わって...
柳田国男 「雪国の春」
...この地方に風を慕ってくる学徒や名士が多かった...
吉川英治 「三国志」
...貧乏な生徒だけだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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