例文・使い方一覧でみる「徐に」の意味


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...今やわが心霊界は徐に薄暮に沈まんとす...   今やわが心霊界は徐に薄暮に沈まんとすの読み方
芥川龍之介 「河童」

...先に錨をあげた榛名は既に煙を吐き乍ら徐に港口を西に向つて...   先に錨をあげた榛名は既に煙を吐き乍ら徐に港口を西に向つての読み方
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」

...非常に緩徐になるであろうが...   非常に緩徐になるであろうがの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...荒れた園圃と朽ち行く家の中にやがて一陽来復の時を待ちつゝ日一日と徐に私共の仕事をすすめて居ます...   荒れた園圃と朽ち行く家の中にやがて一陽来復の時を待ちつゝ日一日と徐に私共の仕事をすすめて居ますの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...ガラス器の中の注射液が徐徐に低下して行く...   ガラス器の中の注射液が徐徐に低下して行くの読み方
外村繁 「澪標」

...夜に至り凉風徐に起り明月庭を照す...   夜に至り凉風徐に起り明月庭を照すの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...憫な瞽女は倒れ相にしては徐に歩を運ぶ...   憫な瞽女は倒れ相にしては徐に歩を運ぶの読み方
長塚節 「太十と其犬」

...梶棒をあげて荷車の後を地へつけて徐にくだる...   梶棒をあげて荷車の後を地へつけて徐にくだるの読み方
長塚節 「松蟲草」

...ただ急迫の度合がじりじりと徐徐につのつて行くのが...   ただ急迫の度合がじりじりと徐徐につのつて行くのがの読み方
野上豐一郎 「大戰脱出記」

...やがて徐に手の脈をとつた...   やがて徐に手の脈をとつたの読み方
水野仙子 「四十餘日」

...ただ雲の團塊が徐徐に湖面の上を移行してゐるだけである...   ただ雲の團塊が徐徐に湖面の上を移行してゐるだけであるの読み方
横光利一 「榛名」

...船は速力をゆるめ徐徐に鴎の群れている港の中に這入っていった...   船は速力をゆるめ徐徐に鴎の群れている港の中に這入っていったの読み方
横光利一 「旅愁」

...横を流れる河が渓間に添いウィーンの平野の方へ徐徐に開けて行くのが見えた...   横を流れる河が渓間に添いウィーンの平野の方へ徐徐に開けて行くのが見えたの読み方
横光利一 「旅愁」

...四方から蝟集して来る羊の群れが谷間に徐徐に現れた...   四方から蝟集して来る羊の群れが谷間に徐徐に現れたの読み方
横光利一 「旅愁」

...漸次カソリックを応援する方向に徐徐に向きつつあることだった...   漸次カソリックを応援する方向に徐徐に向きつつあることだったの読み方
横光利一 「旅愁」

...その隠れて徐徐にあらはるるものほど...   その隠れて徐徐にあらはるるものほどの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」

...「今度こそ、してやったり、初めて孔明をあざむき得たぞ!」魯粛は、船をいそがせて、南徐に下り、呉侯に会って云々(しかじか)と報告した...   「今度こそ、してやったり、初めて孔明をあざむき得たぞ!」魯粛は、船をいそがせて、南徐に下り、呉侯に会って云々と報告したの読み方
吉川英治 「三国志」

...それらは永劫の時とともに緩徐に弱体化していったのだろう...   それらは永劫の時とともに緩徐に弱体化していったのだろうの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」

「徐に」の読みかた

「徐に」の書き方・書き順

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