...彼は後陣で緊張している様子だ...
...後陣には有名な武将が配置されていた...
...後陣に入る前には必ず挨拶をするように言われた...
...後陣は作戦会議が行われる場所だ...
...後陣の士気を高めるための工夫が必要だ...
...先鋒並びにヘクトール斯くて後陣に退けば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...後陣にありて待ちわぶる軍馬並に美しく 430飾れる兵車...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...双方から続々と後陣が詰めかけて来る...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分が後陣を承って甘んじている...
中里介山 「大菩薩峠」
...後陣の呂布は、「何たるざまだ」と、激怒して、「戦の第一に、全軍の鋭気をくじいた罪は浅くない」と、李粛を斬ってしまった...
吉川英治 「三国志」
...曹仁ひとりあって李典は後陣にひかえている象(かたち)――こここそ乗ずべき虚であります」「――が...
吉川英治 「三国志」
...――各ここを戦場と心得られよ」と、まず地の理を指摘して、「――関羽は千五百をひきいて予山にひそみ、敵軍の通過、半ばなるとき、後陣を討って、敵の輜重(しちょう)を襲い、火をかけて焚殺(ふんさつ)せられよ...
吉川英治 「三国志」
...兵糧輜重(しちょう)などを主とした後陣の守りには...
吉川英治 「三国志」
...後陣の韓遂(かんすい)から伝令があって...
吉川英治 「三国志」
...兵をつれて彼らの後陣におつづき下さい」「城の守りは」「統が承ります」「さらば」と...
吉川英治 「三国志」
...後陣の副将として...
吉川英治 「三国志」
...味方の後陣にいる孟獲(もうかく)へも合図した...
吉川英治 「三国志」
...わしは後陣として続くが...
吉川英治 「三国志」
...朝山太郎は五百騎で後陣にしたがい...
吉川英治 「私本太平記」
...――打出ヶ浜から御影(みかげ)へかけての大事な一戦の日に――理由なく後陣(ごじん)へさげられ...
吉川英治 「私本太平記」
...山の手勢に功をゆずるな」と、あとからあとから、後陣が先に出て、いつか相互の顔も分るほど、近々、迫り寄っていたことでもある...
吉川英治 「私本太平記」
...後陣の滝川、加藤、早川、下方(しもかた)などの諸隊は、先鋒軍の木下、池田の二隊が、今に全滅の傷手(いたで)を負って退くだろうと、味方ながら、むしろ冷(ひや)やかに見ていたが、そのうちに、岐阜(ぎふ)本城から早打ちが戻って来て、「高岡の城を先に攻め陥(おと)すこそ上策なれ...
吉川英治 「新書太閤記」
...後陣の配備に人馬の影は地を埋めて濤(なみ)のごとく揺れていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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