...彼が去った後釜を探し始めた...
...職場での上司の後釜には誰が適任だろう...
...現在は後釜を探しているので、彼女の代わりに私が担当します...
...彼女が引退すると決まったので、後釜の募集が始まった...
...このチームには後釜候補として多くの有望な人材がいる...
...いまは市会議長の後釜に擬せられている人物で...
海野十三 「深夜の市長」
...巧みに吉治の後釜(あとがま)に入りこんだ...
海野十三 「東京要塞」
...亡くなつた男がその後釜(あとがま)に据(すわ)つてゐたのを雄弁家がつい早飲込みにその男だと穿違(はきちが)へて了(しま)つたのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...今度自分が後釜(あとがま)へ直ってみると...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...マダムの後釜(あとがま)になって...
徳田秋声 「縮図」
...自分が後釜に直れると思つたのかも知れない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...内儀を殺して後釜にすわる氣だつたに違ひあるめえ」それは致命的な證據らしく見えました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後釜に据ゑてくれといふ強談でしたよ」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...万一酷烈無比な奉行が後釜に据って...
野村胡堂 「礫心中」
...その後釜山の小學校から貰つた郷土讀本を見たら...
濱田耕作 「異國さかな雜談」
...あいつがオットー大使の後釜になってやってきた……終戦直後...
久生十蘭 「あなたも私も」
...後釜の引抜きに力を入れ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...マーチンが後釜に座ったと言うこと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...ハヌマンの本尊帝釈を釈尊の後釜に坐るべき未来の仏弥勒(みろく)としながら羅摩...
南方熊楠 「十二支考」
...立候補でもしたんじゃないか? なくなった先生の御亭主の後釜と言うやつに?三好 え? じょ...
三好十郎 「好日」
...先年女房に死なれたのでその後釜を欲しがっているという...
矢田津世子 「女心拾遺」
...すぐ後釜をかけての...
吉川英治 「新書太閤記」
...その後釜(あとがま)が...
蘭郁二郎 「鉄路」
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