...彼が去った後釜を探し始めた...
...職場での上司の後釜には誰が適任だろう...
...現在は後釜を探しているので、彼女の代わりに私が担当します...
...彼女が引退すると決まったので、後釜の募集が始まった...
...このチームには後釜候補として多くの有望な人材がいる...
...あれはおれの後釜(あとがま)にすわっただれか別な男だ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...巧みに吉治の後釜(あとがま)に入りこんだ...
海野十三 「東京要塞」
...後釜を狙っている若い帝国どもに比べれば大英帝国の方がまだマシだという点に関してはいっそう無知だった...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...亡くなつた男がその後釜(あとがま)に据(すわ)つてゐたのを雄弁家がつい早飲込みにその男だと穿違(はきちが)へて了(しま)つたのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...このごろ後釜(あとがま)に田舎から嫁が来ているという事情などもお銀はよく知っていた...
徳田秋声 「黴」
...マダムの後釜(あとがま)になって...
徳田秋声 「縮図」
...内儀を殺して後釜にすわる氣だつたに違ひあるめえ」それは致命的な證據らしく見えました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その後釜(あとがま)に直らうとしたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...間違いなく自分の後釜にここへ来るだろうと言って...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...筋金(すじがね)が入ることになる」「親方を退(の)けた後釜(あとがま)に坐ることなど...
火野葦平 「花と龍」
...僕がやめれば他の誰かが後釜(あとがま)にすわって僕のやってきたことをやるだけのことで...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...後釜の引抜きに力を入れ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ハヌマンの本尊帝釈を釈尊の後釜に坐るべき未来の仏弥勒(みろく)としながら羅摩...
南方熊楠 「十二支考」
...立候補でもしたんじゃないか? なくなった先生の御亭主の後釜と言うやつに?三好 え? じょ...
三好十郎 「好日」
...○竹の子を糠にて湯煮ても昆布にて湯煮ても火を引きたる後釜の中へ冷ゆるまで蒸らしおくべし...
村井弦斎 「食道楽」
...先年女房に死なれたのでその後釜を欲しがっているという...
矢田津世子 「女心拾遺」
...一方に気の早い内弟子はもう後釜をねらって暗闘を初めているらしい事なぞをおしゃべりの女中からきいた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...その後釜(あとがま)に座って...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索