...しかしこの銀河系には中心物体となるべきものが知られていない(後述リッターの説参照)のがこの説の難点となるわけである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...また当時の縦隊戦術は後述する如く自然第二線決戦主義を有利とするのであるけれども...
石原莞爾 「戦争史大観」
...「道阿弥話」や「見し夜の夢」には後述の如く他に下手人があったことを語っているから...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...かやうにして讀者は容易に後述の諸公理を眞で疑はれないものとして認めるであらうから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...なぜならかような仕方で読者にとって後述の諸公理の真理は容易に明かになるであろうから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...かようにして読者は容易に後述の諸公理を真で疑われないものとして認めるであろうから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...前述の扇型と後述の完全樹枝状との中間の状態で出来たものと思われている...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...詳しいことは後述の通りである...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...ピラミッド型及び板状と柱状結晶との結合したもの即ち後述の鼓型をも含め...
中谷宇吉郎 「雪」
...後述のような不規則な形のものや...
中谷宇吉郎 「雪」
...後述の雲粒付結晶の場合にも同様な現象が見られる...
中谷宇吉郎 「雪」
...この緊張は、後述するように、いくつかの波を経ながら一八七二年九月までつづくのである...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...「物質」と「実体」に関する後述(第四部第二節・第三節)の推論に対して生じ得る種類の...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...少なくともそう見抜き、後述するけど、大きく間違っていなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...藤井弥之助は後述するはげ亀小亀の太神楽の太夫で...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...もちろん、後年のほうが燻(いぶ)し銀のような渋さに磨きがかかり、恐らく一段も二段もよくなっているだろうにはちがいない(今日この速記を読んでいくと僅かに一ヶ所、後半の伴蔵が源次郎に啖呵を切るくだりで芝居噺をおもわせる口吻が感じられるが、その場合はむしろのこっているだけ作品としてはありがたくない場合であること、後述しよう)...
正岡容 「我が圓朝研究」
...私がこれまでに言及したかまたは今後述べるべき人口に対するすべての直接的妨げに関しては...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...免職前に講演第一条を終った続きの第二条を復職後述ぶる発端に...
南方熊楠 「十二支考」
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